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友人帳13話 心色の切符 ページ14

『え?夏目が?』


犬神「彼奴また友人帳関連のことで悩んでるぞ。」


『………。』


今は昼休みである。


学校に来いと言われ来たものの、夏目とはクラスが違うし、わざわざ行くほどでもない。


そんなことを考えて、やっとお昼休み。


私はいつも屋上で食べている。


え?立ち入り禁止の張り紙がある?そんなの知らない。←


優雅にパンを頬張っていたところ犬神様が、夏目はまたなにやら妖関連のことに首を突っ込もうとしているらしい、と伝えてくれたのだ。


夏目の行動力にはもう閉口するしかない。←


ニャンコ先生「彼奴今日な、レイコの遺品の中からなにやら古い切符を見つけておったぞ。どうせ放課後に行くんだろうがな。」


『いつから居た、にゃんこ。』


ニャンコ先生「ずっとおったわ!!ここの方が喋れるだろうが!」


『…まぁ、ね。』


このように、
屋上は誰一人いないので、妖と喋っても怪しまれないし、にゃんこが突然喋り始めても誰も驚かない。


驚く人どころか、人ひとり居ないから。


ニャンコ先生「ていうか犬神!!お前私のことを無視しただろう!!」


犬神「何の話だ?」


『え、何の話??
犬神様とにゃんこは知り合いなの?』


なんでも昔の古い知り合いなんだそう。


ま、私と違って何百年も生きてるからなー。


ニャンコ先生「おい小娘、夏目についていけ。」


『お前が行け。』←


まぁ、言われなくても行くんだけどさ。


危なっかしいんだよなー夏目は。
良く言うとフレンドリー、悪く言うと軽率。


この前なんかカッパに水あげてたからな。まあ、辞めろとは言わないけど、せめてもうちょっと警戒してくれたらなぁ…。


(´Д`)ハァ…


『んじゃま、サボりますか。おやすみー。』←


日向ぼっこにちょうどいいんだよ、屋上は。ベンチあるし。こんなに昼寝に最適な場所はない。


ニャンコ先生「寝るなー!!お前は夏目に付いてくのだ!!」


『うっさいにゃんこ。』ベシッ


ニャンコ先生「な、なんという妖力…。」


ベチンッのブタ猫のまま、屋上の床に倒れ込むにゃんこ。


静かにしてくれ、眠いから。←


『犬神様〜、放課後になったら起こして〜。』


犬神「あぁ。
大丈夫か、斑…。」


ニャンコ先生「大丈夫ではないわ!」ボソッ


その後、Aが寝ているので、静かに昔語りをし始める犬神様とニャンコ先生であった。

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神楽 林檎 - とっっっても面白いです!!投稿頑張って下さい!(ここで宣伝します)私『どっちが強いかしら?【鬼滅の刃】【東京喰種】』とゆうのを書いてます!是非読んで下さい!ちなみに失敗作があるんですが、同じ題名なので・・・1話だけのが失敗作です。 (2020年5月13日 14時) (レス) id: a7e0927490 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - 蓮さん» ありがとうございます(*^^*) (2020年5月13日 0時) (レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
- とても面白かったです。勉強頑張ってください。投稿楽しみにしています。 (2020年5月12日 8時) (レス) id: 4672972585 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒薔薇 | 作成日時:2020年3月26日 3時

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