友人帳8話 ページ9
この出来事を引き起こしている妖怪について笹田さんが何か知っているというので話を聞いてみると、
笹田「中学のときね、」
笹田さんが中学の時、ここに肝試しにきたとき、あまりに怖くて走り回っていたせいか大切なものを落としてしまったらしい。
その大切なものを落としたと気づいたのは家に帰ってから。
慌てて旧校舎に戻り、探しまくったんだと。しかし、どれだけ探しても一向に見つからず。
そんな時に笹田さんに声をかけた者がいた。まぁ、そんな夜中に声をかけるものなんて妖ぐらいだ。
その妖が、笹田さんの大切なものを見つけてきてくれたらしい。
『んで、その妖にあって一度でいいからちゃんとお礼を言いたいと。』
笹田「そうなの。あなたは不浄じゃないって伝えたかったの。でも何回ここにきても出てきてくれなくて。」
『ふぅん』
そんな話を聞きながら外に出ると、誰一人いなかった。
すると夏目がサッと消えた。
『あ？神隠し？』
ｽﾞﾄﾞﾝｯ
ニャンコ先生「奴は屋上だ夏目。」
笹田「奴って…あの人のこと！？」
そういうと、笹田は階段を登ろうとする。だが何者かの力により旧校舎が壊れかけているのか、笹田さんが屋上に行くのを阻むかのように上から木材が降ってきた。
『！？』
笹田「きゃあ！！？」
夏目「笹田っ！！」
天井が崩れてきた時、ニャンコ先生からボソッと何かが告げられた。
『これはまずい……;、にゃんこは夏目についていて！！私はそっちに向かう！』
ニャンコ先生「あ！こら小娘！！」
言うなよ！！と釘を刺してから二階の突き当たりへ向かう。
『これまた随分とタチの悪い奴が住み着いたもんだな…。旧校舎のサガなのかね？』
“人間の子が我を愚弄するとは、恥を知れ！！”
ﾄﾞｶﾞｧﾝ
『いってて……あ、てかお前だろ私を突き落としたのは！！』
“人の子はなんて脆いのだろう、壊してやりとうなるわ”
『めっちゃタチの悪い奴ぅ〜。』
“お前も食ろうてやろうぞ！！”
『私を突き落とした分、しかとその身に受け取れ！！』
ﾄﾞﾝｯｯ
私の中にある妖力を使って、その妖怪を消滅させる。
こう見えても私は妖力を上手く扱えるんでね。
“きさまっまさかっ…！！”
犬神「おれの出番無かったな。」
『なになに負け惜しみ〜？笑』←性格悪い
“これほどの妖力を扱えるとは…。払い屋にせいぜい気をつけるが良いぞ、人の子よ…。”
何その置き土産、最悪。←
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神楽 林檎 - とっっっても面白いです!!投稿頑張って下さい!(ここで宣伝します)私『どっちが強いかしら？【鬼滅の刃】【東京喰種】』とゆうのを書いてます！是非読んで下さい！ちなみに失敗作があるんですが、同じ題名なので･･･1話だけのが失敗作です。 (2020年5月13日 14時) (
レス) id: a7e0927490 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - 蓮さん» ありがとうございます(*^^*) (2020年5月13日 0時) (レス) id: 6f4ddb4419 (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - とても面白かったです。勉強頑張ってください。投稿楽しみにしています。 (2020年5月12日 8時) (レス) id: 4672972585 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒薔薇 | 作成日時：2020年3月26日 3時
