81.不快 ページ10
現在午後10時50分、私は並盛中にいる。
律儀に10分前行動でもしたのかって？そんなわけないでしょ家に押しかけられたのよ。
チェルベッロ機関め…家族に平和に過ごしてもらいたくば従えとか…脅しかくそぅ…。私最近脅されてばかりでは…？
まぁ従っている内は何もされないし、私が我慢すればいいだけの話だ。素直に従順になるつもりは微塵もないのでどこかで一矢報いてやろう。
それは一先ず置いておいてだ。11時から何が始まるというのだろうか。
校庭に設置された謎のボクシングのリングを背に、右手にヴァリアー左手に沢田くんたちが集まり始め、こちらを怪訝な予想外な顔で見ていた。
「なんで如月さんココにいるのー！？」と叫ぶ沢田くんに激しく同意する。
両者どころか当事者の私ですらその理由がわからず疑問符を浮かべていると、チェルベッロ機関の二人が今日この場に召集させた理由を語り始めた。
ハーフボンゴレリングを巡って両守護者同士の1対1の戦闘を行い、勝者に指輪が受理される。
最終的に獲得リングの多い方のチームが正式なボンゴレ10代目とその守護者と認められる。本日の対戦は晴れの守護者同士の戦いである。
なお、闇のリング所有者である私はその時の獲得リングの多い方のチームに付き、ボンゴレ10代目ボスとその守護者を影から見守り支える影の加護暗躍者として将来的にボンゴレ10代目に仕える事となる。
おい最後のなんだキレるぞ。
『ちょっと待って。つまり私はそのリング争奪戦とやらに巻き込まれて？挙句の果てに意味のわからない称号を得て？このくだらない茶番の優勝賞品という事？』
「闇のリングの適合者は貴女を含め過去二人目となります。そう簡単に担えない大変貴重な役割です。」
『違うそういう答えを求めてるんじゃない。』
「ゔおﾞぉい！っつー事は生意気なもどき共をぶっ殺してボンゴレリングを奪い取り、小娘をヴァリアーに引き入れる事が出来るって事か！一石三鳥じゃねーかぁﾞ！！」
『スクアーロさんうるさい黙って。』
イライラも頂点に達し殺気を含ませ睨みつけるも流石は暗殺者というところか、そよ風が吹くが如く平気な顔をして笑みを深めていた。
人を賞品扱いとか冗談じゃない。
気長に真面目に六道くんを釈放させて改心させようかと思っていたが、さっさと牢から出して彼に協力してマフィアというかボンゴレを中心にぶっ壊してやろうかと物騒な考えが頭の片隅によぎった瞬間であった。
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希風(プロフ) - 12時に起きるね (2017年9月26日 22時) (
レス) id: 792ed758a2 (このIDを非表示/違反報告)
希風(プロフ) - 吸血蝶さん» 私は早くて0時遅くて5時かな (2017年9月26日 22時) (レス) id: 792ed758a2 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 吸血蝶さん» 10時まで寝てるとか羨ましいかよ…！でもそろそろ生活リズム戻さないとキツイぞぅ (2017年8月21日 10時) (レス) id: 1e98fed821 (このIDを非表示/違反報告)
吸血蝶 - えっとね〜早くて１１時で、遅くて午前２時半←そしてどちらにせよ朝は10時まで寝てる！！！夏休みバンザイ！！！ (2017年8月20日 18時) (レス) id: e29e369563 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 吸血蝶さん» ね。いつ寝てるのか不安になってくるよ。今は夏休みだろうから平気だけど。 (2017年8月20日 9時) (レス) id: 1e98fed821 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる | 作成日時：2017年4月25日 10時
