73.崩潰 ページ2
六道くんが捕まり、私が
その間バミューダさんに黒い死ぬ気の炎―――もとい闇の炎の指導を受けて、日本から
あそこはともかく知らない場所だとまだ座標が定まらずに変な場所に出たりするので精進が必要だ。
弁護士もどきの仕事の方は徐々に上手くいっているが、そこはやっぱり素人仕事。限界がある。
九条くんに情報収集のコツなんかを教わりながら試してはいるのだが、現地調査で何度か死にそうになった。おかげで危険察知能力と戦闘力は飛躍的に上がっている。
せっかく闇の炎が扱えるようになって便利になってきたのに顔が知られて報復とかされても面倒なので、現地調査の時は狐の面を被っている。
あとはそうね、アルコバレーノについてとかバミューダさんたちの目的についてとかを教えてもらったりしたくらいで特に変わった事は…あ、そうそう六道くんが脱獄したんだけど失敗して刑期が伸びたくらいかしらね？
あンの南国果実…人の苦労も知らないで勝手な事をしでかして…。いや知られたくないから黙っていた私も私だけど普通脱獄とかする？
今日はそんな心労と嫌がらせのような風紀委員の仕事から逃れ、休日を並盛のとあるカフェで謳歌していた。
帰りにナミモリーヌで九条くんに何かお土産を買って帰ろうかなとテラスに腰掛けながら優雅に紅茶を飲んでいると、平和な町並みには起こり得ない大きな爆発音が鳴り響いてきた。
どこのマフィアの右腕くんの仕業だコラ。誰が壊れた町並みの修理業者手配をすると思っているんだ私だぞ。
これ以上仕事が増える前に一先ず現地に向かうとしよう。
騒動の犯人を咬み殺して余計な仕事を増やした罪と優雅な昼下がりを潰してくれた罰を与えてストレスを発散させるというのが本音だが。
動きやすい格好で来て正解だったなと思いながら爆破現場に駆けつけると、犯人かと思っていた右腕くんは爽やかくんと共に倒れており、沢田くんが死ぬ気モードで銀髪の男性と戦っていた。
が、ちょうど時間切れらしく元の沢田くんに戻り、小動物と化した彼に男性が剣を掲げ斬りつけようとしていた。
知人を見殺しにするほど冷酷な性格もしていないので、二人の間に入り彼の身に剣が届かぬよう棍でいなして庇い目の前の男性と対峙した。
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希風(プロフ) - 12時に起きるね (2017年9月26日 22時) (
レス) id: 792ed758a2 (このIDを非表示/違反報告)
希風(プロフ) - 吸血蝶さん» 私は早くて0時遅くて5時かな (2017年9月26日 22時) (レス) id: 792ed758a2 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 吸血蝶さん» 10時まで寝てるとか羨ましいかよ…！でもそろそろ生活リズム戻さないとキツイぞぅ (2017年8月21日 10時) (レス) id: 1e98fed821 (このIDを非表示/違反報告)
吸血蝶 - えっとね〜早くて１１時で、遅くて午前２時半←そしてどちらにせよ朝は10時まで寝てる！！！夏休みバンザイ！！！ (2017年8月20日 18時) (レス) id: e29e369563 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 吸血蝶さん» ね。いつ寝てるのか不安になってくるよ。今は夏休みだろうから平気だけど。 (2017年8月20日 9時) (レス) id: 1e98fed821 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる | 作成日時：2017年4月25日 10時
