標的13(��) 跳ね馬ディーノ ページ43
結局支度を急かされて、いつもよりだいぶ早い時間に家を出た。
悪いお知らせがあるけど聞く？今日だぜ、ヤクザ潰す日。
そんな事は全く知らない獄寺は、曰く、新人に10代目の偉大さを教えながら10代目をお迎えに上がる名誉に付き合わせてやるとの事。
親切の押し売りは迷惑なんやで。
今日のイベントに巻き込まれるのは不服のようだが、ツナ語りは歓迎している模様。それは獄寺を調子に乗らせるだけだからやめた方がいいとは思う。
「………ってか、あれ？獄寺カバンは？なんで手ぶら？」
「あ？携帯と財布がありゃ十分だろ。」
「おいおいおい獄寺くーん、勉強する気なさすぎにもほどがあるぜー。私も教科書全部ロッカーだけど。」
「お前も微塵もねーじゃねーか。あのチョロいテストで70点前後って聞いたぞ。大丈夫なのか？」
「情報源誰だよちくしょう。赤点取らなきゃいいんだから平気っしょ。無理そうなら頼るわ。」
仲良しで草。
いや仲良くしてって言ったの私だけど。獄寺にみょんみょんしたのも私だけど。
獄寺ってツナを始めとする敬語応対以外は全員敵なイメージだったから、よもや友人と呼べる存在が出来るとはって感じだよね。
獄寺の設定を一番ぶっ壊した要因になったのは正直申し訳なかった。
仲良しこよししている間にディーノの部下塗れの沢田家に到着。わざわざキリを連れてるのにブラブラしてたら着いちゃいましたはおかしいやろ。
ツナの後から出てきたディーノと軽く接触し、山本に連れられ学校へ向かう。途中で夢主ちゃんも合流して5人になった。
え、夢主ちゃん合流するんだ。怪我しそうな回だから避けると思ってたわ。
獄寺がキャバッローネについて話していると、原作通りツナが謎の暴走車に拐われ、桃巨会の仕業とデマと共に中学生がかなうわけないから警察に任せとけと吹き込まれる。
「任せられません！」
「警察は頼んだぜ！リン、A！」
「は？ちょ、お前らちょっとは冷静に行動を………だァ！もう！アホ男子ども！」
「行っちゃったねぇ…。」
「特攻隊か…。普通に人数連れてくでしょ。私は戻ってディーノさんに救援頼んでくる。リンは警察と、あとダメ元で雲雀先輩に声かけて。並盛生が拐われたって言えばワンチャン動いてくれる。」
原作通り2人で行かせるのはいい判断ですね。そしてツナを救うフリにも抜かりなし。さすキリ。
雲雀さんの特性をしっかり把握して指示出すし、司令塔とか向いてるよね。
標的13(��) 跳ね馬ディーノ→←標的13(��) 跳ね馬ディーノ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 85人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「リボーン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
knights.P - キリの山本に対してのツッコミ(？)が面白いです！密ですよ？？？ww (2021年7月6日 0時) (
レス) id: 9f95d8689d (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 雪路さん» ひぇ。。。ありがとうございます。。。自己満足で書いてる感あるのでそう言っていただけると嬉しいです(p｀･ω･´q) (2021年6月29日 10時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
雪路(プロフ) - モブヒロイン最高です。更新楽しみにしております。 (2021年6月26日 17時) (レス) id: 36fbf00b1d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ほたる | 作成日時：2021年5月10日 6時
