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嘘でしょ？幻聴かかってるんだよ？何であっさり私だと思い込んでるのオシショーサマ？
その草はどうしたんですかとか少し血生臭いですねとかそうじゃないでしょ？あと喋り方も違うでしょ？
ふつふつと謎の怒りが沸いてくる。
何に対してどうして怒っているのかわからないけど、もの凄くイラッとする。怒りの原因がわからなくて更にイライラする。
いや原因は骸くんなんだけど明確な理由がないのがもどかしい。
あれかな？私の師を名乗っておきながら弟子の替え玉が使う不慣れな術程度が見破れないという不甲斐なさに怒っているのかな？多分そうだな。
「僕もお手伝いいたしましょう。その方が早く終わりますからね。」
〖んァー…人手は足りてるから海行くなら準備を頼もうかなァ。パラソルとかァ、浮き輪とかァ、ビーチボールとかァ、お願いしてもいいかなァ？〗
「確かに…。わかりました！貴女が来るまでに完璧に整えておきましょう！」
〖よろしくねェ。………ところで2代目ェ？あんまし霧のを責めてやるなよォ？〗
あぁ、思った事も伝わるんだったっけ。
曰く、普段左腕に幻術をかけているのを知っているので元々
…話した事はなかったけど無粋に指摘してくる性格でもないし確かにその線はありそう。
全面信頼の成せる技？うーん…そう言われるとまぁ…うん。一応そういう事にしておいてあげようか。
でもそれって私の幻術を目の前に出されたらあっさり騙されるわけよね。全面信頼は穴だらけだからやめなさいって釘を刺しておかなくちゃ。
そうこうしている内に採取した薬草類の処理が終わったので九条くんが連れてきた大人の人たちと恭弥くんが撤収していった。
あとは九条くんが残っていて早く私を返せと言っているので、軽口を叩く楼さんの合図で入れ替わった。
体の感覚と操作権利が戻ってきて、何度か掌を握る。うん、正常だね。
「…A委員長なんですよね？見た目は全く変化ありませんけど…。」
『…さァて、どっちだろうなァ？俺がまだお前さんをからかってる可能性だってあるぜェ？』
「え、は…？」
『ふっ…、嘘だよ私だよ。それにしても楼さんは演技がヘタクソだね。』
〖俺ァ2代目と違って隠れ上手だから演技の必要性がなかったんだよォ。〗
喧しい誰が隠れ下手だ。暗殺者として傷つくからやめろ。
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こたつ - 前の作品から一気に読んでしまいました。とても楽しかったです。更新お待ちしてます！ (2022年7月21日 21時) (
レス) id: a73b8e0aaa (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 璃桜さん» ありがとうございます(*∩ω∩)ふぉぉそろそろ更新しないと怒られちゃう…！頑張ります…！ (2022年1月25日 13時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
璃桜(プロフ) - めっちゃくちゃ好きです！作品お見かけしてから読む手が止まりませんでしたw 更新楽しみにしております！ (2022年1月21日 15時) (レス) id: 5e7d069fb5 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - ヤサさん» えへへ、ありがとうございます！思ってたより難航して全然更新出来ておりませんが、頑張っていきます…！ (2021年10月2日 15時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
ヤサ(プロフ) - 委員長がすっっっっごい好きで何度も読み返してますw 更新待ってます！ (2021年9月25日 3時) (レス) id: 6dc077f6ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる | 作成日時：2020年2月9日 20時
