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季節は落ち葉が舞い木枯らしが吹く様になった頃だろうか。
あれからしつこく数日おきにご自宅ご招待を受けるもお断りする日々を過ごしてきたが、最近はクリスマス楽しみですねと挟んでくる事が多くなった。
そういえば夏に約束されたね。
ちゃんと覚えてるよ。随分前にそこ2日間は仕事行けないよと伝えてあるもの。
他に変わった事と言えばテスト付近になると笹川くんが泣きついてくるので面倒ながらも定例化しそうな事と、隊長サマが剣技を仕込もうとしている事か。
あとはそう、演劇部や剣道部や陸上部からの勧誘がしつこい事とか。
「如月さん！お願いだから是非我が演劇部へ！」
「いやいや剣道部へ！あの腕を演技で終わらせるなんてもったいない！！」
「陸上部よ！私たちが先に声かけてたんだからね！！」
『何度も申し上げていますが放課後は親戚の仕事を手伝う事が多いので部活は無理です。』
「「「そこをなんとかッ！！！」」」
ヴァリアーだったり沢田くんや笹川くんの家庭教師だったり、最近だと年末が近い所為もあり並高風紀委員のヘルプだったりと割と多忙。
上記理由に加え黒曜の風紀委員会としての仕事が入る事もあるので断っているのもある。
演劇は拘束時間が長いので根本的にお断りしたが、剣道のような試合形式の団体戦でその場限りの助っ人なら引き受けると言った。言ってしまった。
そうしたら他の体育会系の部活からもお声がかかって、中には運動神経を見込まれてルールすら曖昧な部からもスカウトがきた。
パンクし始めたのでマネージャー―――もとい、九条くんを召喚した。
「モテモテですね。」
『ごめんね九条くん…。』
「いえいえ、これくらいお安い御用です。…あ、このクリスマス前の土曜、XANXUSが絶対あけとけって言ってました。」
『何故貴方に…？さては随分前からスケジュール管理を自主的にしていた…？』
「何の用でしょうね。また仕事ですか？」
「なんかパーティに参加させるっつってたな。ドレスはあっちで用意するらしいです。」
「何故僕のデートの前にこぞってハードルを上げるのか………。」
え、パーティ？骸くんも高級レストランとかチラッと言っていたし、私12月中に3回も正装で出かけなくちゃいけないの？
普通の木造日本家屋家庭の高校生なんだけど？？？そんなにドレスなんて持ってるわけないよね？？？
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こたつ - 前の作品から一気に読んでしまいました。とても楽しかったです。更新お待ちしてます！ (2022年7月21日 21時) (
レス) id: a73b8e0aaa (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 璃桜さん» ありがとうございます(*∩ω∩)ふぉぉそろそろ更新しないと怒られちゃう…！頑張ります…！ (2022年1月25日 13時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
璃桜(プロフ) - めっちゃくちゃ好きです！作品お見かけしてから読む手が止まりませんでしたw 更新楽しみにしております！ (2022年1月21日 15時) (レス) id: 5e7d069fb5 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - ヤサさん» えへへ、ありがとうございます！思ってたより難航して全然更新出来ておりませんが、頑張っていきます…！ (2021年10月2日 15時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
ヤサ(プロフ) - 委員長がすっっっっごい好きで何度も読み返してますw 更新待ってます！ (2021年9月25日 3時) (レス) id: 6dc077f6ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる | 作成日時：2020年2月9日 20時
