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昨日同様やるからには勝つ。
というか沢田くん相手に手加減なんてしていられない。
「なんで俺だけ1人だけ…あ、あの、手加減してくれたりとかは…。」
「何バカな事言ってるの？」
『難しい相談かなぁ。』
「デスヨネーーー！！！」
泣きながら錠剤を飲み込めば、次の瞬間には戦闘モードになれるんだからあのドーピングはずるいと思う。
戦闘モードに入った瞬間相棒が突っ込んでいくのは目に見えていたので、既に
恭弥くんが右側で攻撃を繰り出せば左側から、左側で攻撃を繰り出せば右側から沢田くんにチクチクとダメージを与えていく。
堪らず上へ逃げて行ったので、その更に上空へワープして背中目掛けて棍を振り下ろす。
上昇負荷に打撃が加わりなかなかのダメージとなったのではないだろうか。
地面に激突する直前、炎を逆噴射させ叩きつけられる事はなかったが、その瞬間を見逃すほど恭弥くんは優しくない。
バランスの崩れたところへボディに強烈な一撃が入り吹っ飛んでいった。
せっかくのチャンスなのでショートワープで傍まで飛び、息つく暇も与えぬよう追撃する。
恭弥くんに比べたら攻撃力はないが、躱していなしてひたすら関節や急所を狙い続けるいやらしさや、深淵の腕による手数の多さはどちらにしても長く相手はしたくないだろう。
わざと左腕で防がれそうな大振りな攻撃をし、右腕でのカウンターを促す。
いつでも虚影の盾を出せる準備をしておくが、そろそろ恭弥くんが我慢しきれずちょっかいを出してくる頃なので基本お任せとする。
予想通り沢田くんの死角からいい感じにチェーンが伸びてきて彼の腕に巻きつき、一本釣りされていった。
わざわざ深淵の腕を広く展開し、視界を狭めた甲斐があったというものだ。
あ、まずい。あの子
一先ず虚影の盾…いや、衣かな？恭弥くんを覆ってガードして、―――あぁそうだ、いい事を思いついた。
囮を使って大打撃を与えてやろう。実に私らしいではないか。
恭弥くんに怒られるかもしれないけど、そもそもこれは私と沢田くんをマッチングさせる試合なのだから我慢してもらうとしよう。
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こたつ - 前の作品から一気に読んでしまいました。とても楽しかったです。更新お待ちしてます！ (2022年7月21日 21時) (
レス) id: a73b8e0aaa (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 璃桜さん» ありがとうございます(*∩ω∩)ふぉぉそろそろ更新しないと怒られちゃう…！頑張ります…！ (2022年1月25日 13時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
璃桜(プロフ) - めっちゃくちゃ好きです！作品お見かけしてから読む手が止まりませんでしたw 更新楽しみにしております！ (2022年1月21日 15時) (レス) id: 5e7d069fb5 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - ヤサさん» えへへ、ありがとうございます！思ってたより難航して全然更新出来ておりませんが、頑張っていきます…！ (2021年10月2日 15時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
ヤサ(プロフ) - 委員長がすっっっっごい好きで何度も読み返してますw 更新待ってます！ (2021年9月25日 3時) (レス) id: 6dc077f6ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる | 作成日時：2020年2月9日 20時
