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九条くんの告げ口の効果だろうか、佐野さん骸くん千種くんのいずれかが常に周りにいて右腕くんを遠ざけるようになった。
可哀想に。急に接触してこないと約束してくれれば多少ならいいのに。
と言ってしまいたいところだが、そうなるとおそらく私が九条くんに怒られるので口を紡ぐ。
珍しく九条くんのボディガードが外れているなと思ったらリボーンくんに呼び出されたらしく、ビーチにネットを2つ張っていた。
「っつーわけで、第1回ボンゴレ式ビーチバレー大会を開催するぞ。ペアとトーナメント表は厳選なる会議の結果、俺が独断で決めた。コート内では死ぬ気の炎は使用禁止だぞ。」
『それ会議いる？っというか…炎禁止なら沢田くん古里くんのペアは試合成り立つの？』
「無理だろうな。だからシードで組んだ。」
「待ってくださいリボーンさん！なんで俺が初代とではなく姉貴とペアなんですか！！」
「俺だってなんで柿本とペアでしかも2戦目でA委員長と当たるんだよ！っていうか髑髏は省かれてて俺は組み込まれてるってどーいう事だよ！被弾で死ぬ！！」
本当だ、クロームさんの名前がない。京子さんハルさんも載っていないしおチビさんたちの名前もない。
彼女たちは子守りという名の死合免除という事かな？おチビさんの中にフランくんも含まれるんだけど、私はそっちの方が心配です。
ぴーぴー煩い右腕'sはリボーンくんに物理的に黙らされ、強制的に始まったビーチボール大会。
私は山本くんとペアで、1回戦は鈴木さん加藤くんペアとの試合だ。
『普通に考えて山本くんが極めた方が成功率高いだろうからレシーブが君、トスが私、スパイクが君、といった流れが定石かな。』
「なんかAに全面的に信頼されてるみてーで嬉しいな！」
『まぁ毎晩模擬戦をやっていた仲だし多少はね。狙うのはコートの隅か、相手の顔面ね。』
「…け、結構容赦ないのな…。」
『やるからには勝ちたいし。』
「そいつは同感！」
山本くんの反射神経なら問題ないだろうが、必要なら配置指示も出していこう。私ならある程度の弾道予測は可能だろうし。
加藤くんの実力は知らないが、鈴木さんは恭弥くんと互角であると聞いている。加えて2人は幼少からの仲だ。
球技が不得手だろうが見事な連携で簡単に勝たせてくれはしないだろう。
まぁその方が咬み殺しがいがあるので、こちらとしては万々歳なんだけどね。
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こたつ - 前の作品から一気に読んでしまいました。とても楽しかったです。更新お待ちしてます！ (2022年7月21日 21時) (
レス) id: a73b8e0aaa (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 璃桜さん» ありがとうございます(*∩ω∩)ふぉぉそろそろ更新しないと怒られちゃう…！頑張ります…！ (2022年1月25日 13時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
璃桜(プロフ) - めっちゃくちゃ好きです！作品お見かけしてから読む手が止まりませんでしたw 更新楽しみにしております！ (2022年1月21日 15時) (レス) id: 5e7d069fb5 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - ヤサさん» えへへ、ありがとうございます！思ってたより難航して全然更新出来ておりませんが、頑張っていきます…！ (2021年10月2日 15時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
ヤサ(プロフ) - 委員長がすっっっっごい好きで何度も読み返してますw 更新待ってます！ (2021年9月25日 3時) (レス) id: 6dc077f6ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる | 作成日時：2020年2月9日 20時
