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抗議するスクアーロさんを置いて生徒席に戻ると、うっすらキノコの幻覚が見える気がする沈みきった骸くんがいた。
曰く、私との昼食を楽しみにしていたのに置いていかれ悲しみに暮れていたのだとか。私は正解だったと思うよ。酷かったもの。
ざっくりと十数分前の事を説明すると絶句していた。
「言いたい事が多すぎて纏まらないんですけど………一先ずこれだけは言っておきます。今晩お夕飯を頂きにお邪魔してもいいですか？」
「なんでだよ。ヴァリアーと打ち解けるってどんだけだよとか、XANXUS懐柔するとか半端ねぇなとか、食事マナーが幼稚園児より酷いとかあるだろ。俺は不用意にハグ受け付けるのやめろって言いたいんですが！！」
「それは僕も思いましたけど！！」
『イタリアの人ってそんなものなのかなって。あ、Dr.シャマルはちゃんと拒否してるよ。』
「んなわけねぇだろ。シャマルの場合未遂でも俺に言ってください。指名手配されてるっつー国に売り飛ばします。」
目がマジだった。あと少し怒ってる。大丈夫だよドクターの場合は即告げ口するから。
地味にお説教を受けている最中、骸くんは競技準備のため離席し、千種くんが出場する仮装競走が始まっていた。
一旦止まったお小言だが閉会式後再開するらしいのでヴァリアー邸に逃げたい。
仮装競走のコースはまぁ一般的というか、途中に設置されている衣装袋を選び試着室で着替えトラックを1周して順位をつける。
当然さっさと着れて動きやすい衣装が当たりだ。
仮装衣装は演劇部からの提供品が多いが、去年先輩方が使用した文化祭の衣装やご家族の協力により拝借した制服なんかも多い。
その中でひときわ目立つのはおそらく九条くんが持ってきたと思われるやつだ。戦国時代の鎧とか十二単とかウェディングドレスとか。
モスカさんの着ぐるみが出てきた時は確信犯だと思ったね。
して、我らが千種くんはというと、なんと燕尾服。髭とモノクルも付けてるからきっとコンセプトはベテラン執事だ。
着衣に少々手間取ったみたいだが、持ち前の脚力で見事1位に。
赤組観客席で人知れず喜んでいると、ウチのクラスの体育委員に肩を掴まれ緊急事態だから来てほしいと連行された。
緊急事態と聞いて連想するのは不逞な輩の乱闘騒ぎだろうか。それともヴァリアーの誰かが問題を起こしたのだろうか。
是非に、是非に前者であれと祈りながら現場へと足を早めた。
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ほたる(プロフ) - 誠咲（みざ）さん» ありがとうございます！頑張ってちみちみ書いていきます+ﾟヽ(o｀･∀･´)ﾉ.+ﾟ (2019年5月22日 4時) (
レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
誠咲（みざ）(プロフ) - 待ってましたと諸手を挙げて喜んでいます (2019年5月21日 18時) (レス) id: dfddf227b0 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 連さん» わかりますとも…！私も照れさせたい…！ (2019年5月1日 20時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
連 - テレ夢主も書いてください (2019年5月1日 18時) (レス) id: a3561912ae (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - softtennisevolさん» ありがとうございます！一応骸落ち夢小説なのに付き合ってないですからね。こいつァ報われないなと思い続編を決意しました。頑張っていきます！ (2019年5月1日 2時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる | 作成日時：2019年5月1日 0時
