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あの日以来ますます鬱陶しい骸くん以外は大差変わりない平和な日常。
先日話していた体育祭がついに今日行われる。
幸いにも晴天に恵まれ、気温はやや高く蒸し暑いがなかなかの運動日和だ。
チーム分けはA・D組の赤組、B・E組の青組、C・F組の黄色組となっている。
中学では参加しようものなら周囲に怯えられ畏縮され競技どころではなかったので泣く泣く警備や設営などの裏方に徹していたが、高校ではいくらかマシなはず。
ヴァリアーにはここ数日は練習するので行けないと言ってあるしコンディションもばっちり。
まぁ正直練習はほぼいらないんだけど、団体リレーとかは出ないとまずいじゃない？
『やるからには勝つわよ。』
「仰せのままに。」
「Aさんに勝利をプレゼントしましょう。」
青組には犬くんたちがいるし黄色組には運動部が多いと聞く。決して油断はならない。
さて早速開会式が終わり競技が始まったが、最初から男子200m走で犬くんと九条くんが出場だ。それも同じレース。
結果としては犬くん1位九条くん2位となったのだが、お疲れとかナイスファイトとかすべて吹っ飛ぶものが観客席に見えたので固まってしまった。
黒くて美形で遠巻きにされている外国人の怪しい集団。しかも黒髪の太々しい奴はパラソルまで差して大層な椅子に腰掛け九条くんを睨んでいる。
日光がキツいのかちゃっかり傘の下に入っている小さいのや、こちらにまで届く大声で九条くんを叱咤している銀髪野郎までいる。
今のところ見えるのはこの3人だけだがもうお腹いっぱいなのでいても姿を見せず帰ってほしい。
スクアーロさんの声に気付いた骸くんがその方向に顔を向けて嫌悪を露わにしていた。
「ヴァリアー…ですね。貴女と九条の応援の様ですけど。」
『何でいるの………帰ってほしい………。』
「あまりない公開行事だからでは？文化祭や合唱祭も来るかもしれませんね。」
『せめて周りに気付かれないように見ててほしい………。その点バミューダさんたちは優秀だよ。ほら見て屋上。』
「えﾞ、うわ。Aさん色物に愛されすぎでは？」
自覚はある。そこに君とマシュマロ野郎が追加されるからカオスにもほどがある。
本当なら体育祭が終わるまで関わりたくないのだが、スクアーロさんのあの様子だとおそらく競技ごとに名前付きで叫ばれる。
予想される悪目立ちに思わずため息が漏れた。
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ほたる(プロフ) - 誠咲（みざ）さん» ありがとうございます！頑張ってちみちみ書いていきます+ﾟヽ(o｀･∀･´)ﾉ.+ﾟ (2019年5月22日 4時) (
レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
誠咲（みざ）(プロフ) - 待ってましたと諸手を挙げて喜んでいます (2019年5月21日 18時) (レス) id: dfddf227b0 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 連さん» わかりますとも…！私も照れさせたい…！ (2019年5月1日 20時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
連 - テレ夢主も書いてください (2019年5月1日 18時) (レス) id: a3561912ae (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - softtennisevolさん» ありがとうございます！一応骸落ち夢小説なのに付き合ってないですからね。こいつァ報われないなと思い続編を決意しました。頑張っていきます！ (2019年5月1日 2時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる | 作成日時：2019年5月1日 0時
