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放課後。
京子さんは特に用事はないそうなので並盛中校門前で待ち伏せている。
待ち伏せと言うと聞こえが悪いが事前に連絡は取ってある。差し支えなければご友人も一緒に是非にと。
私だけだと敬語だからね彼女。ご友人の都合が合わなければ最悪笹川くんの召喚だ。
下校する生徒が次々と流れていき次々と小さく悲鳴を上げて避けていくのでなるべく早く来ていただきたい。
そんな中、声をかけてくれるのは希少である。沢田くんと右腕くんだ。
『やぁ、先日ぶりだね。沢田くんに右腕く………コホン、ご…く寺くん…。』
「こんにちは如月さん。どうしたんですか？こんなところで。」
『京子さんを待っているんだ。放課後時間を貰って遊びに誘った。』
「京子ちゃんと放課後一緒に！？」
物凄い羨ましそうな顔をされた。反面ごくでらくんは怪訝な顔をしている。…うーむ、まずはあだ名呼びから改善しようかと思ったが慣れないな名前呼び。
あれ？よく考えたら彼も私の事を風紀女と呼ぶのでは？珍しくはないんじゃないかあだ名呼び。
なんだっけ、あれだ。そういうきゃらだよ。
私1人で納得していると右腕くんの怪訝な顔が更にシワを深めた。
「テメェ何企んでやがる風紀女。」
『いやなに些細な計画だからあまり気にしなくていいよ右腕くん。君は通常通り沢田くんのサポートをしていて構わないよ右腕くん…！』
「やっぱ何か企んでんのか！コイツ怪しいですよ初代。前科持ちですし。」
「うん…なんかいつもと調子違うよね…。あの…京子ちゃんを巻き込む事なんですか…？」
『べ、別に怪しくは…えーっと…話すの恥ずかしいんだけどなぁ…。』
仕方がないので昼休みの出来事を掻い摘んで説明した。右腕くんの無自覚だったのかよみたいな視線が心に刺さった。
私とまともに会話する同年代の子が恭弥くんか、敬語しか話さない九条くんか草壁くんだったのだから判断が難しかったんだ。
女の子1人もいないじゃん。私悪くない。
ともあれ疑いは晴れた様で私も彼らも一安心だ。
疑念を抱かせた詫びと言ってはなんだが、もし急ぐ用事があらず、京子さんの許可が下りれば一緒にどうかと誘えば頬を紅潮させ喜ぶ沢田くん。
ふむ、もしやと思ったが想い人であったか。骸くんもこれくらい可愛く謙虚であってほしい。
これは京子さんを待つ間の面白そうな話が聞けそうだと一人ほくそ笑んだ。
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ほたる(プロフ) - 誠咲（みざ）さん» ありがとうございます！頑張ってちみちみ書いていきます+ﾟヽ(o｀･∀･´)ﾉ.+ﾟ (2019年5月22日 4時) (
レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
誠咲（みざ）(プロフ) - 待ってましたと諸手を挙げて喜んでいます (2019年5月21日 18時) (レス) id: dfddf227b0 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 連さん» わかりますとも…！私も照れさせたい…！ (2019年5月1日 20時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
連 - テレ夢主も書いてください (2019年5月1日 18時) (レス) id: a3561912ae (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - softtennisevolさん» ありがとうございます！一応骸落ち夢小説なのに付き合ってないですからね。こいつァ報われないなと思い続編を決意しました。頑張っていきます！ (2019年5月1日 2時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる | 作成日時：2019年5月1日 0時
