272.悔過 ページ31
その後私は九条くんからお説教を受け、九条邸に戻りシャワーを浴びてサッパリしてから就寝した。
翌日、私は九条端末を見ながら現状整理をしていた。
風紀室でな。みんな揃いも揃ってバカスカ壊してくれたから修繕手続きが追いつかないんだ。
まず残った時計の数だがリボーンくんチームが残り6つ、博士チームが残り4つ、マーモンくんチームが残り3つ。ただしヴァリアーは被害が一番大きく全員重傷らしい。
対してバミューダさんチーム、夜中に破壊された時計は2つなので残り5つ。
明日の4日目最終日は四つ巴…よりは3チーム連合軍を相手にする羽目になりそう。
戦力は問題ないと思う。なんて言ったって元世界最強者たちで挑むのだから。
それよりもイェーガーさんが基本的に手加減をしてくれない点が問題だ。あちらは負傷者が多い事だし本当に不安だ。
理想は私が全ボスウォッチを破壊する事なんだけど、沢田くんと骸くんとボスでしょ？これなんて無理ゲー？
深いため息と共に机に沈むと風紀室の扉がノックされ、返事をする前に開け放たれた。
こんな事するのは骸くんくらいだ。他はノックすらしないか返事を待つかだもの。
「あぁ、やはりここにいましたね。沢田 綱吉から招集がかかったのでお迎えに参りました。」
『…え、なんで？』
「なんでもバミューダチームを討つための作戦会議だとか。僕の他にもヴァリアー、シモン、ミルフィオーレなんかも集まりますし、一番驚くべき事に雲雀 恭弥もしっかり参加するそうです。」
「………天変地異の前触れか？」
「おや？いたんですね九条 遥。」
「いたわ最初から！！ってか下の名前呼ぶな！！いつ知った！？」
予想通り3チーム連合軍…しかも恭弥くんやミルフィオーレも参加するだって？余ってる時計をフル活用して現時点で考えうる最強メンバーを選抜するつもりか。
悪いがこれには参加出来ない。
理由としては敵チームの私が作戦内容を聞く訳にはいかないから。それに万が一選ばれても困る。
よって出した答えはこうだ。
『仕事終わらないからパス。代わりに九条くん使っていいから。』
「な、にを…こんな時だからこそお傍に…！」
『ごめんね…。みんなにも謝っておいて？』
この謝罪にはたくさんの意味が込められている。
手助け出来なくてごめんなさい。肝心な時に傍にいれなくてごめんなさい。貴方たちを頼れずごめんなさい。
裏切ってしまって、ごめんなさい―――。
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ほたる(プロフ) - レイさん» ありがとうございます！頑張ります(小声) (2019年5月7日 21時) (
レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 完結本当におめでとうございます！いつも楽しみにさせて貰っていました!他の小説も更新頑張ってください！ (2019年5月7日 0時) (レス) id: edb0ed493b (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - ラムネさん» ありがとうございます+ﾟヽ(o｀･∀･´)ﾉ.+ﾟ (2019年5月3日 2時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ - 完結おめでとうございます！ (2019年5月2日 7時) (レス) id: 0d6f938cf9 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 連さん» ありがとうございます！しれっと続編もあるのでそちらも是非！(宣伝) (2019年5月1日 13時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる | 作成日時：2019年1月21日 5時
