264.驚駭 ページ23
虹の代理戦2日目、
が、ここで大人しく引き下がるほど恭弥くんは出来た人間ではなかった。
納得できないから決着がつくまで戦うとワガママを言うと、その声を拾ったヲノミチという人からの通信が入った。
時間外戦闘は禁止されているそうだ。そりゃあ四六時中一瞬の油断も許さないゲームなんてゲームじゃないもの。許されていたら参加してない。
ルールや縛りを嫌う恭弥くんにはストレスだろうなと様子を伺うと、あろう事か自らボスウォッチを叩き壊した。
「いちぬけた。」
「ボ…ボスウォッチを…！お前…何したのかわかってるのか？」
「…優勝したら私と戦うという約束はよかったんですか？」
「僕は戦いたい時に戦う。」
『子供か君は…。せめて私にボスウォッチ押し付けて代理者を下りるとかさ…あったじゃん…。何も壊さなくたって…。』
気が抜けてへなへなと座り込んでしまった。
恭弥くんが下りたという事は必然的に私も失格だ。明日以降戦えない。
ボスまでも自らボスウォッチを壊そうとしたり、それをヴァリアーみんなで止めていたり、闘争心収まらぬ恭弥くんがディーノさんと共に夜の並盛に消えたり、もはやどうでもよかった。
九条端末で確認すると、残りは25人。半分ほど残っているし一筋縄ではいかないメンツだ。
あぁ明日もまた被害が…頭痛い…。
いつまでもこうしている訳にはいかないので
2日目の労いと戦績発表、そしてスカルチームの時計を強奪し代わりに参戦するバミューダさんの報告。
正直幻聴を疑った。他の参加者も各々動揺しているだろうけど私が一番だ。そこは負けないぞ。
≪説明。≫
＜せっかちだなAくんは…いつものところで待っていてよ。九条くんもいるから。＞
あぁいいだろう、直接会って問い詰めてやろうじゃないか。
未だ騒いでいるヴァリアーは放っておいて、今度こそ
姿が見えなくなってから
先日九条くんに新調してもらった装備一式を身に纏って、バミューダさんの部屋へと向かった。
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ほたる(プロフ) - レイさん» ありがとうございます！頑張ります(小声) (2019年5月7日 21時) (
レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 完結本当におめでとうございます！いつも楽しみにさせて貰っていました!他の小説も更新頑張ってください！ (2019年5月7日 0時) (レス) id: edb0ed493b (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - ラムネさん» ありがとうございます+ﾟヽ(o｀･∀･´)ﾉ.+ﾟ (2019年5月3日 2時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ - 完結おめでとうございます！ (2019年5月2日 7時) (レス) id: 0d6f938cf9 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 連さん» ありがとうございます！しれっと続編もあるのでそちらも是非！(宣伝) (2019年5月1日 13時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる | 作成日時：2019年1月21日 5時
