254.規矩 ページ13
マシュマロ野郎襲撃から数日後の放課後。
今日は黒曜ランドで特訓だからと呼び出されているのに何故か並盛中の敷居を跨いでいる私。言わずもがな恭弥くんのワガママのせいである。
必要書類なら九条くんや草壁くんでもいいし、話があるってんなら今日帰ってからでいいだろ。
恭弥くんやマシュマロ野郎のせいもあるけど、この後黒曜ランドへ行く用事もあるので博士と顔を合わせなければいけないと思うと不機嫌が加速していく。
たまたま通りかかった沢田くんに小さく悲鳴を上げられるくらいには露骨に態度に出ていたらしい。慣れてきたと思っていたのに地味にショックだ。
クロームさんの件も兼ねてちょっと世間話をしたかったので、態度を改め会話を広げると代理戦争の話になりスカウトされた。…そういえば週末か。
『へぇ…アルコバレーノが戦闘代理者を選抜して戦わせる虹の代理戦？腕が鳴るね、参加しないけど。』
「えぇー！？今途中まで完全に参加する流れじゃなかったですか！？」
『流れじゃないよ、第一面倒くさい。他のチームで参加予定だしね？』
「そ、そうなんですか？…あ、もしかして骸かヴァリアー！？」
『そんなところ。』
骸くんとヴァリアーとは接触したのか。マシュマロ野郎とも話してるだろうし、ここに沢田くんたちが加わって4チーム。
沢田くん人がいいからチームメンバーや他の知ってるチームについて喋ってくれるかと期待したんだけど、期待以上に喋ってくれた。
沢田くんチームは彼の他に山本くん、右腕くん、笹川くん、ディーノさんの5人に加え恭弥くんをスカウト中。
4チーム以外に判明しているのはスカルくんと古里くんのチームと、コロネロくんと沢田さん率いるボンゴレ門外顧問チーム。
バジルくんが家に泊まりにきていると嬉しそうに話してくれた。
それからルールだが、参加者全員腕に時計を着けて、それを壊されたらリタイア。ボスウォッチと呼ばれるリーダーが身に着ける時計を壊されると、他に無傷の時計が残っていようとチームリタイアとなるバトルロワイヤルらしい。
時計を壊すゲームねぇ。これまたなんとも私向けだ。隠す事なく闇の炎を使えればの話だが。
それを差し引いても狙撃には自信があるし有利そうだけど。
もう少し話し込みたいところだが、これ以上遅れると恭弥くんが不機嫌になるので沢田くんにお礼を言って別れた。
ノートの束を持っていたので職員室にでも行く途中だったのだろうか。少し悪い事をした。
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ほたる(プロフ) - レイさん» ありがとうございます！頑張ります(小声) (2019年5月7日 21時) (
レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 完結本当におめでとうございます！いつも楽しみにさせて貰っていました!他の小説も更新頑張ってください！ (2019年5月7日 0時) (レス) id: edb0ed493b (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - ラムネさん» ありがとうございます+ﾟヽ(o｀･∀･´)ﾉ.+ﾟ (2019年5月3日 2時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ - 完結おめでとうございます！ (2019年5月2日 7時) (レス) id: 0d6f938cf9 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 連さん» ありがとうございます！しれっと続編もあるのでそちらも是非！(宣伝) (2019年5月1日 13時) (レス) id: 80dd706383 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる | 作成日時：2019年1月21日 5時
