生きる ページ13
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生きる。
人間なら誰もが当たり前に与えられる権利は、ロビンにとっては大罪だった。
だからせめて、自分の死をもって、大切な仲間を守りたかった。
『そんな事しなくたって、ロビンはとっくに麦わらの一味の一員だ』
ーーもし、
ーー本当に少しだけ、望みを言っていいのなら…
ーー私は、
ﾛﾋﾞﾝ「生ぎたいっ！！！」
この先を夢見て良いのなら。
彼等と共に生きる未来を、
世界が許さなくとも、彼等が許してくれるのなら。
ﾛﾋﾞﾝ「…！私も一緒に海へ連れてって！」
ロビンの願いに、ルフィは満足気に笑った。
麦わらの一味全員の心が一つになった。
しかしそれを政府が許す筈もなく。
ｽﾊﾟﾝﾀﾞﾑ「兵器復活を目論んだ学者の島の生き残りニコ・ロビンとその兵器の設計図を受け継いだ男カティ・フラム、そして龍王の力を秘める龍の姫！この大権力を握るチャンスを逃してたまるか！」
ロビンの腕を掴みながら叫ぶスパンダム。
ｻﾝｼﾞ「ロビンちゃんを離せ！」
ﾙﾌｨ「それにお前！Aは何処だ！」
ｼｱﾝ「姫君ならここにいますよ」
建物内からゆっくりと、シアンがAを連れて現れる。
ﾙﾌｨ「A！」
ﾅﾐ「待って！様子が変！」
無事な姿に喜ぶのも束の間。
一味と対面しても何の反応も示さないAに気付くのは早かった。
ﾚｯﾄﾞ「お姫様なら今頃夢の中を彷徨ってるよ」
後から出てきたレッドが楽しそうに笑う。
ｿﾞﾛ「夢の中？」
ﾚｯﾄﾞ「俺はユメユメの実の夢人間。相手に好きな夢を見せてあげられる。その代わり、自然に目覚めることはないけどね」
ｼｱﾝ「そして現実世界では、術者の思い通りに身体を操ることが出来る」
ﾚｯﾄﾞ「あ、俺が説明しようとしてたのに…。ま、そんなわけで、俺はお姫様の身体に、シアンさんに従うように命令した」
レッドとシアンの言葉に、Aが虚ろな眼差しで立っている理由を知る。
ｳｿｯﾌﾟ「それじゃあ、今のAくんに、私達の声は聞こえないという事か…！」
ﾁｮｯﾊﾟｰ「そんな…！Aーーー！！」
貴「……」
悲痛な声でチョッパーがAを呼ぶも、答えは変わらなかった。
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夏目海(プロフ) - 白猫さん» コメントありがとうございます！レインの話は勿論ですが、オムライスのエピソードも考えてはいるので、出せるように頑張ります！ (2023年5月1日 15時) (
レス) id: 0c76f179cc (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - 今後、レインがどうなってしまうのかとても気になります。レインが敵になると、とても強そうですね（笑）話の内容が、今後どうなるか気になります！なにげに、夢主がオムライスを作っているところ、食べているとこがみたいです。 (2023年4月30日 16時) (レス) id: ceb4aa3e93 (このIDを非表示/違反報告)
冬眠。(プロフ) - 夏目海さん» 迷惑にならなくて良かったです........！この作品大好きです、これからも頑張ってください！(⑉･ ･⑉) (2023年4月7日 12時) (レス) id: a8a625eabf (このIDを非表示/違反報告)
夏目海(プロフ) - 冬眠。さん» ご指摘ありがとうございます！訂正致しました。気を付けてるつもりなのですが、結構誤字もあるので、教えて頂けるととても有り難いです…！ (2023年4月7日 10時) (レス) id: 0c76f179cc (このIDを非表示/違反報告)
冬眠。(プロフ) - コメント失礼します。和心一閃の回ですが、レッドとレインのセリフが逆になっている気がしました。迷惑でしたら申し訳ないのですが…一応報告させていただきました。( . .)" (2023年4月7日 1時) (レス) @page33 id: a8a625eabf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏目海 | 作成日時：2023年2月19日 8時
