海柱、ブラック本丸にて。

無知 ページ41

きよしside


薬研「そんなん駄目に決まってんだろ！！！何考えてんだあんた！！！」


きよし『ええ、そんな言われる？？というかまず鍛錬所が先だ！！準備すんぞ』


薬研「またはぐらかして！！大将！(怒)」


俺が急ごうと歩き出すと後ろから薬研が怒りながら着いて来る...


こいついつも怒ってんな...大丈夫かな(原因)


きよし『さて...俺は別に皆みたいに内番服は持ってないからなあー...隊服でいいか』


着物から隊服に着替えている間薬研は何か言いたげな顔はするものの黙って俺を見てる


にしても見すぎな気がするんだが...いやこれは無視だ無視だ


着慣れた服だ、あっという間に隊服に着替えて羽織をバサッと羽織る


薬研にもう行くぞとだけ言って部屋を出ればハッとしてまた俺の後ろに着いて来る


きよし『お！集まってんな、待たせたか？』


和泉守「いや、俺たちも今来たとこだ！」


...めっちゃ紳士なんだが...え？俺待ち合わせに遅れた彼女？？？やだ、照れる


いやガチ目に恥ずいんだが...


きよし『ゴホンっ！！！じゃあ、始めるか...お前は手合わせか？』


和泉守「そうだなあ...俺は主と戦えれば何でもいいぜ！そういやなんか特別な特訓とかねえのか？」


堀川「確かに！！鬼殺隊なら何かすごい訓練とかしてるんですか？」


陸奥守「おっ！そりゃええなあ！わしもやってええかのお！」


きよし『もう特訓があるって決定なのな...まあいいか、じゃああれでもするか』


陸奥守「やっぱりあるんじゃなあ！どんなんじゃ？！」


加州「俺も気になるなー」


大和守「僕も知りたい！！！主！どんなことするの？？！」


長曾根「待て待て、まず主に説明してもらおう...お願いできるか？」


きよし『ああ、っても刀使うわけじゃねえからな、これやったら手合わせするか...今からするのは二つだ。まあ実践しながら説明するさ...二つともどっちかが降参したら終了ってことで燭台切と歌仙に頼むか...っと薬研お前も手伝てくれるか？』


今まで意外と静かにしていた薬研に話しかければ突然のことに驚いた顔をした後に嬉しそうな顔をしていた


喜んでくれて何よりだ...うん...そ、そんなに喜ぶ？え？あ、すまん...謝るからそんな桜飛ばすな


...桜飛ばす？！？！


きよし『え？え？大丈夫なんか？！え？どうしよ？！これ病気？！なんで？！なんでみんな冷静なの！？！？』


陸奥守「なっはっは！主はほんとに無知じゃのお！これは嬉しいとき出るもんぜよ！」

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