海柱、ブラック本丸にて。

桜 ページ17

きよしside


役人「これは暁様の現世のおうちと繋げさせて頂きました。」


きよし『繋げるってそうゆうことですか...』


役人「それに加え、手入れ部屋と担当部屋、本丸のお部屋自体も増やさせて頂きました。今回は政府の落ち度で刀剣男士の皆様には消えない傷を負わせてしまったので。」


三日月「そうだな...だが貴様はいいさ。主がお前と楽しそうに話すのでな」


役人「っありがとうございます！！それと今後ブラック本丸対策課というものを設立いたしました。何かあれば申し出を」


きよし『わかった』


役人「では、私はこれで」


きよし『がんばれよ(微笑)』


役人は困った顔で出て行った


きよし『ま、というわけで、よろしく？』


それからもうすごかった...


歓迎会とか言ってもうドンちゃん騒ぎさ


でもこんなに笑えたんだな、こいつらの気持ちが軽くなった証か...


俺はそっと抜け出して、桜の木に歩き出した...。


ああ、この景色を母さんに、玄に、師範に、おじさんたちに...見せたかった...


きよし『万葉桜...だったか...願い...』


なら...


きよし『スゥ―...――――――♪――――――――――――――♩』


・


・


・


きよし『―――――♪』


フウ...久しぶりに歌った...


昔はよくちびたちのために歌ってたか...フフッあいつら本丸の奴らくらい盛り上がってたか


鶴丸「わっ！！どうだ驚いたか？」


三日月「歌がうまいんだな」


不動「ダメ刀が聞いていいのか？ヒック」


長谷部「さすが、主...この長谷部感動いたしましたっっ！！」


薬研「大将、俺っちに何も言わないでどっかいかないでくれ」


きよし『聞いてたのか...結構恥ずかしいな...ははっ』


なんかキラキラした目で見られてる


クッソ俺この目に弱いというのはないんだが！！！...ない...よな？あれ？？


きよし『俺の生まれた町にな、ちび達がいっぱいいてな、そいつらが強請るんだ。何か楽しいことしてくれって。でまあ、弟に歌ってんの聞いたちび達が俺たちもってな。だからたまに歌に歌いたくなる。』

薬研「いい歌だったぜ、大将」


きよし『ありがとな...そういやほかの奴らは多すぎてまだ自己紹介もまだなんだが』


長谷部「みんな寝てしまいました。でも今日だけではないのです。ゆっくりで構わないかと」


きよし『そうだな...で薬研は寝なくていいのか？子供だろ？(笑)』


薬研ッじゃあ不動はどうなんだ！！」


きよし『だってこいつ酒飲んで酔っ払ってるし』

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