No.7 ページ7
そしてうらたさんの手を引いて屋上まで来た。
う「ふ〜ん。お前って意外と積極的なんだな。」
『あ、』
そうだ。
慌てすぎて手を繋いでた。
『すいませんでしたっ!』
う「なんで謝るの?逆に嬉しかったんだけどっ?」
『っ!なっ!』
あぁ。どうしよう。
もう私結構やばいかも。
う「顔赤くなっちゃってww可愛い」
『〜〜っ!』
ヤバいってこのたぬき。
声良いし、顔整ってるし。
いやガチめにやばいて。
う「お前いつもここでお昼食べてんのか?」
『あ、はい。1人になれて好きなんです。』
う「じゃあ明日から一緒にここで食べよう。」
『は?』
う「だって俺達一応カレカノだよ?」
『ま、まぁそうですけど....』
う「なーに?まだ俺に惚れてないの?うらたさん悲しい〜
でも顔真っ赤だから脈アリだね。よっしゃ!」
何言ってんだ←
惚れてないって訳じゃないけど、なんだかよく分からない気持ちだ。
好きなのか?
う「まぁいいや!とりあえずごはん食べよ〜」
そしてうらたさんは持っていたコンビニ袋からサンドイッチを取りだした。
『うらたさんってコンビニなんですね。』
う「うん。いつもは食堂だけど今日はAちゃんと食べたかったから。
お、そういうAちゃんはお弁当?手作り?」
『そうですけど....』
これこそ不意打ちってやつ?
私と食べたかったからわざわざコンビニで?
しかも名前呼びに戻ってるし。
もう訳分からない。
う「じゃあさAちゃん。明日から俺のお弁当作ってよ?」
『え、何言ってるんですか?』
う「いいじゃん。めっちゃ美味そうだし。あ、卵焼きも〜らい!」
『嫌です』(卵焼きは諦めた)
う「卵焼きうまっ!え〜なんで?お願い」
辞めてくれ。
そんな上目遣いで見ないでくれ。
う「Aちゃんの美味しいお弁当食べたいなぁ〜?」
『もう仕方ないですねぇ。絶対まずいって言わないでくださいよ。』
負けました。うらさたんの勝利ですよ。よかったですねぇー!
う「ほんとに?!やったぁぁ!!」
この人年上ですか? 先輩ですか?
その後うらたさんにほぼお弁当を食べられお昼は終わった。
(変わりにうらたさんが買ってきてた菓子パン貰った)
う「じゃあ明日もここで。あと今日は一緒に帰れないんだ。ライブの打ち合わせがあって。
ごめんね?」
『あ、了解です。明日は迎えに来なくていいですからね?!』
う「ん。了解了解。」
そうしてうらたさんとバイバイして教室に戻った。
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もっさ(プロフ) - 凄く面白かったです!!続き、楽しみにしてます!更新頑張ってください! (2020年4月19日 21時) (レス) id: 487c093ca1 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか - コメント失礼します!めっちゃ面白い小説ですね!応援してます。お話変わりますが、ひきフェス参戦するんですね!私は東京ドームで初のライブ参戦です!当たったことをまだ夢だと信じている、、、 (2020年2月3日 22時) (レス) id: d42a3a6061 (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - 夢さん» ありがとうございます! (2020年1月30日 22時) (レス) id: 2f0dfc9b2d (このIDを非表示/違反報告)
夢 - なつきさん» 無理しない程度に投稿して下さいね! (2020年1月28日 21時) (レス) id: 393bcdab68 (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - 夢さん» 参戦するんですよ!楽しみと同時に投稿も頑張りますね(?)コメントありがとうございます! (2020年1月27日 17時) (レス) id: 0b9258011f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なつき | 作成日時:2020年1月16日 14時