# 16 ページ16
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その日はひまと仕事で外に出ていた。
ひま「結構早く終わったね〜」
「そーだね」
予想以上に早く仕事が終わった。
だから、
「ご飯でも食べに行く？」
スマホを見ているひまにそう言った。
俺がご飯に誘うとひまは顔を上げて、
ひま「え！行くいく〜！」
ノリ気で行くと答えた。
けど、
ひまのスマホが鳴った瞬間
ひまは笑顔になった。
ひま「…京介、やっぱりごめん！」
「柾哉さん？」
ひま「……うん。」
ひまの顔を見ると嬉しさが隠しきれていなかった。
ひま「じゃあまたね！」
「うん、お疲れ様」
引き止める勇気さえも出なかった。
だって、あんなに嬉しそうな顔見たら、引き止めることなんてできないに決まってる。
柾哉さんはひまをすぐに泣かせるけど、
すぐに笑顔にすることだって出来る。
悔しかった。
どんなにそばに居たって、彼女の心を掴まないと勝てないことも…
ひまの柾哉さんへの気持ちが半端じゃないことも…
「どうすればいいんだよ」
好きな人が振り向いてくれないことがこんなにも辛いことなんだとこの日初めて思い知った。
大夢「ん〜、でもさ結局は諦められないじゃん」
「うん」
大夢「好きって気持ちはそう簡単にやめられないよ」
その言葉は俺の心をえぐった。
だって俺にも言えることだし、ひまにも言えることだ。
大夢「だからさやっぱり粘って粘ってねばるんだよ！京介！」
柾哉さんには負ける自信しかなかった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
もう7月終わりじゃん…
まだ課題を手につけていないと気づいた。
気づいた時にはもう遅し
もうしらね。(笑)
読者の方でまだ課題に手をつけていない方
ちゃんとやりましょうね。
．
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作者名：東雲 | 作成日時：2021年7月25日 17時
