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# 17 ページ17
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次の日のひまはとても笑顔だった。
眩しすぎて、見ていられなかった。
悔しかった。
こんなにもひまを元気にさせて、笑顔にさせることが出来て、なおかつひまから愛されて…
「昨日は大丈夫だった?」
ひま「うん!柾哉がね〜」
聞きたくないよ、柾哉さんとの話なんて。
でもそんなに笑顔で語られたら聞かなきゃじゃん…
君を笑顔にさせたり、泣かせたり、そんな簡単に扱う柾哉さんにお前には無理だと言われているような気がして、
この前あんなにかっこつけたのに。
自分にすごくムカついた、イラついた。
どうして、俺じゃ駄目なんだよ。
何をしても君は振り向かないの??
そう思うけど、
君が振り向かなくても笑顔でありのままの君でいてくれたら俺はそれだけで十分だと思った。
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作者名:東雲 | 作成日時:2021年7月25日 17時