･第四話だ。 ページ6
瀬名side
守沢が死体で見つかってから数時間。部屋のなかは一言の、言葉も発されず静まり返った時。
再び鳴り響くメールの受信音。
“命令3:８番、18番、３３番は一時間以内に王様だと思う者を投票しろ。※その者は死ぬことになる。 また王様が死ななかった場合８番、18番、３３番の中から一人を殺す。”
｢なっなんで僕なんだよっ！｣
桃くんが涙が溜まった目で俺達を睨みつける。
鬱だ…と呟いている奴も命令されたんだろう。様子からして蓮巳もかなぁ。
｢…敬人は誰だと思うんだい？｣
天祥院の声が凛と響き渡る。当の本人は特に困った様子も見せずに笑顔の様子。
｢…お前なのか？＿＿＿月永。」
頭が何かに打ち付けられるような感覚。
なんで？れおくんがあんな事する訳ないじゃん。なのになんでれおくんを疑うの？
…はっ。ちょ〜うざぁい。それなら俺にも手があるから。もうに二度とれおくんを裏切ったりしないから。今度は護ってみせるから。あんたも＿＿＿Knightsも。
“さっき一人で何処に行っていた？”
という蓮巳の発言に反旗を翻す。
例えあんたがこのゲームの発端である王様なんだとしても俺はあんたに着いていくから。
｢ちょっと待ちなよぉ〜？｣
皆が揃ってこっちをみる。その視線がウザかったけど今はそんなこと言ってる場合じゃないから。
｢俺も王様に着いて行ったし〜？｣
そう一つ嘘をついた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 22人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
亜里沙 - Knights を護る騎士でいたかったさん» 返信遅くてすいません！コメントありがとうございます！王様は結構以外な人物かもしれません…笑これからもよろしくお願いします！ (2017年10月28日 19時) (
レス) id: 8aac606ed4 (このIDを非表示/違反報告)
Knights を護る騎士でいたかった - 王様と言えばレオぴしか思い付かないんだが← (2017年10月19日 15時) (レス) id: 7e00625b4b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蓮香 | 作成日時：2017年10月19日 15時
