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四話 ページ6

まぁ、いいや。


取り敢えず入ろう。


「ただいま。」


「あっ、おかえりなさい。姉さん。」


「お姉ちゃん!お帰り〜!」


「ただいま。桜、愛。」


私の妹、桜と愛。


二人ともあの人達に作られ、捨てられた子。
何故か、桜の場合は歩けないから。
いつも車椅子。だけどそれ以外は普通の人間。
私は普通じゃなくて素敵な人間だと思ってる。
なぜなら桜は黒髪で黒目、それににあった顔立ち。
つまり、和服美女の大和撫子なのだ。


そして愛、愛は完璧な人間。
なのに捨てられてしまった。サトリという理由で。それに赤い目だから気持ち悪いのだとか。
私からしたら明るくて優しいいい子だと思うが…


「あ、そうだ。明日ここに私の友達が来る。」


そう伝えると、二人とも目を真ん丸にして驚いていた。


「姉さん…、転校初日でもう友達を?」


「友達というか…、部活仲間?」


「………」


愛が黙った。おそらく目の心配をしているのだろう。


「大丈夫、かな…」


私は愛の目の前に行って、手を握ってはっきりと答えた。


「大丈夫。私がいるから。悪口言われたら逆に言えばいい。これが私のチャームポイントだってね。」


「…うん、わかった!」


よし、愛に笑顔が戻った。


「でも、それは無いと思う。多分かわいいって言われると思う。」


「確かに、可愛いですしね…」


「桜は綺麗。」


「あっ、ありがとうございます…」


頬を赤く染めちゃって…


「…さて、夕食作らなきゃ。」


「あ、手伝います。」


「私も!!」


「じゃあ…、3人で作ろうか。」


「うん!!」


「そうですね!」


それから、美味しく食べました。


「…あ、そう言えば、愛、中学校どうだった?」


「………どこも一緒、早々嫌われた。」


またか…、目が赤いと言うだけで…


「あ、でも…、カラフルメンバーがいた。」


「カラフルメンバー?」


詳しく聞くと、髪がカラフルなんだとか。


近づいてみないのか聞くと無理と断言された。ファンの子に言われるらしい。


「そうなんだ…、桜は?店大丈夫?」


「大丈夫です。店員の皆さんも優しい方ばっかりで…」


桜は車椅子のため、学校に通えない。


なので働くしかない。


「そっか、よかった…」


本当は、みんなみたいに学校に行きたいだろうに…


「愛、バスケの本持ってる?」


「持ってる、後で部屋に持っていくね!」


「ありがとう。」

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設定タグ:黒バス , 水戸部 , 誠凛   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ゆうにゃん | 作成日時:2016年8月20日 11時

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