三話 ページ5
あれから説明を受けて、上を脱ぐ事になった。
筋肉を見たいとか言っていたが、私には筋肉が無いに等しい。
きっとそれを彼女も気付いただろう。
すごく驚いていたから。
それでさっき、キャプテンを連れていったのだろう。
……私、どうなるかなぁ…
いっそすべて話す?
いや、まだ早い。
どうするかと悩んでいた時に、二人が帰ってきた。
そこから練習が始まって、私はマネの仕事を教えてもらっていた。
そして、帰る時間となった。
「あ、そだ。安藤さんって家どの辺?」
「えっ?…家?」
「うん、流石に一人では危険だもの。誰かの家が近ければその人と一緒に帰れるじゃない?」
なるほど、でも普通に大丈夫なのだけれど…
「一人で大丈夫だけど…、えっと、マジバーガーの近く…」
「なら通り道だから誰でもOKね。んじゃあ…、水戸部くんと、ついでに小金井くん!お願いね!」
「俺ついで!?まぁ、いいけど…、水戸部もいいってさ!」
「お願いします。」
それから帰り支度をして、下駄箱に着いた時リコさんが話しかけてきた。
「あ、そだ。今度家に遊びに行っていい?」
家か…、妹達大丈夫かな…?
「…まぁ、いいよ。でもいつ…?」
「明日!丁度土曜日だから。あ、みんな連れてっていい?」
みんな…、まぁ、家狭い方じゃないし…
「俺らも!?」
「明日行けない人〜!」
………シーンとしてる。
「はい、いないわね〜!じゃあ…、明日の10時!いい?」
「うん、待ってるね。」
それから、帰り道でみんなと別れ、いるのは私と水戸部さんと小金井さん。
…あ、ついた。
「あ、ここです。」
そういうと驚いていた。
「でっけぇ家…、金持ち?」
「いえ?送って下さりありがとうございました。」
「いいのいいの!ね!水戸部!」
水戸部さんも頷いていた。
「んじゃ、またね!」
「はい!」
小金井さんは帰っていく、でも水戸部さんはずっとたってる。
「………」
「………?」
と思ったら引っ張られて、抱きしめられた。
よくわかっていない私に、水戸部さんは言った。
「また明日。」
「!?!?」
水戸部さんは少し微笑んで、2、3回手を振った後走って帰っていった。
……声、かっこよかったな…
でもなんで私だけ喋ってくれたんだろう…
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作者名:ゆうにゃん | 作成日時:2016年8月20日 11時