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二話 ページ4

「さぁ、ここが体育館よ!」


そう言われ、あたりを見回してみる。


「広い……」


ぽつりと言葉が零れた。


「そうかしら?あ、おーい!集合!!」


そして、集まってくる人達。そのうちに、男の人に声をかけられた。


「お?コイツが転校生?」


「はっ!転校生が更生した!キタコレ!」


「きてねぇよ!!」


「………」


どう扱ったらいいんだろう…


「あー、ごめんね、日向くん!伊月くん!自己紹介!」


「あ、わりぃ。バスケ部キャプテン日向順平だ。よろしく。」


「よろしくお願いします。」


キャプテンか…、へぇ…


「俺は伊月俊。よろしく!」


この人がさっきのダジャレの…


「…さて、まずはボールに慣れること!はい!」


…バスケってボール使うんだ。


取り敢えず拾ってみる。


…あ、妹がなんかこういう雑誌持っていたような…


…確か、叩くんだっけ?


持ったままボールを叩いたら何故か微笑まれた。


…なんでだろ。


でも、これじゃあ時間が過ぎていく一方なので分析能力を使うことにした。


「分析、開始。」


途端に音がなり始めるため、みんなびっくりしていた。


「…分析終了。これは、バスケットボール。使い方は…」


確か、弾ませる。


「…出来てる…」


なんとなくやってみると、出来ていたらしい。


「…あ。」


何だろう、あれ。


「分析開始。」


「…またこの音…」


リコさんごめん、これは止まらないの…


「…分析終了。あれはバスケットゴール…」


ボールを一回持ったらまたうってはいけないらしい。


ならここからシュートしなければ…


距離からしてダンクやレイアップは不可能。


とすると…


「えっ!?あの距離から3P!?」


私が投げたボールは、綺麗に入った。


「入……った……」


他の人はポカーンとしているが、普通ではありえないのだろうか…


…普通…、ダンクなら普通だろうか?


確か、助走つけて上から入れる感じ…


やってみると、なんとか出来た。


「あ、入った。」


「「「「おおおおお!!」」」」


拍手が起こっている。これも普通では無かっただろうか…


「ちょっ、こっちで上脱いで!」


リコさんがそう言っていたことに驚いた。


まさかのソッチ系だろうか。


「えっ、……リコさん、そんな趣味が?」


「無いから!!」


否定された。どうやら普通の女子高生らしい。

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設定タグ:黒バス , 水戸部 , 誠凛   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ゆうにゃん | 作成日時:2016年8月20日 11時

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