二十一話 ページ23
そして、声を戻して、最大級の笑顔で
「って事です♪」
と、言ってやった。
「……お姉ちゃん、黄瀬のライフはもう0だから…」
「あ、ほんとだ。」
黄瀬くんが犬みたいに縮こまってた。
「……可愛い、なんか犬みたい!」
「「「「えええええ……」」」」
なんかつっこむところあったかな…
「自由気ままっすね…」
「自由でよくない?」
え、縛られるのいやじゃないの?
え、縛られたいの?Mなの?
「…ま、今日の所は帰るっすわ。」
「あ、黄瀬くん。」
「え、何?来る気になった?」
な訳ないって…
「僕は誠凛高校で三年間過ごします。火神くんと約束したんです。キセキの世代を倒すと。」
「…そんな嘘つくなんて…」
黄瀬くんは困惑していた。
…そして、練習試合当日。
火神くんは寝不足のようだ。
そして、黄瀬くんが広いから迎えに来たらしい。
それから体育館に案内されて、まさかの半コート。
もう片方は練習中…
どうやら、調整を兼ねての試合らしい。
リコちゃんから青い炎が…
しかも黄瀬は出さない。
「言ってくれるね…」
「久々にカチンと来た。」
キャプテンも伊月くんもお怒りだ。
私はそこまで怒ってない。
黄瀬くんの時だって怒ってた訳では無いし…
それに、私はああいうやつの末路を知っているから。
黄瀬くんが必死に謝りに来たと思ったら、なんか挑発かけてきた。
…それにちょこっとだけムカついたのは秘密。
みんなが並んで試合開始と思ったら黒子くん忘れられて心の中で大爆笑してたのも秘密。
そして、今度こそ試合開始。
「あったた…」
「…監督?」
…多分、ヤバイとかそういうこと考えているんでしょ。
「リコちゃん。多分、勝つと思うよ。」
「え?」
「…それに、勝とうと思わなきゃ、勝てない。」
「…そうね。」
全体から見てどう見てもこっちが不利、でも私は…、彼らの勝ちたいという気持ちにかける。
だから、勝つと大口叩ける。
……叩けるんだけど…
試合開始してから数分で、火神くんがゴール壊した。
あっちの監督の顔が歪んでいて、ざまぁと思った。
その後、黄瀬くんが誰かと話していた。
ん?笠松…?
アイツここに来てたのか…
「………おい、黄瀬。」
あ、少しビクッとなった。トラウマになったなありゃ…
「さっさと試合始めろ。」
笑顔で言ったら
「は、はいっす!!」
持ち場に戻った。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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作者名:ゆうにゃん | 作成日時:2016年8月20日 11時