一話 ページ3
葉がちって、落ち葉が増えてきた頃…
まわりから聞こえる音は、風の音、通り過ぎる人の話し声、それに…
ぴっぴっという機械音。
もちろん私が出してる音である。
実はこの音は道案内機能の音である。
こういう知らない道を歩く時は便利だが、なぜこの機能があるのだろうか…、人にはみんなあるのもなのだろうか?
…いや、中学の時にそういうものを習った覚えはない。だとしたら、やはり私だけなのだろう…
考えていると機械音がやんだ。
ここが…
「誠凛、高校…?」
しばらく歩くと、ますます綺麗なことがわかる。
さすが新設校…
職員室が見えたので、少し迷ってから戸を開ける。
「失礼します。転入生の安藤雨と言います。」
そう言って、担任だと名乗る人について行って、教室に案内される。
先生は先に入ったので、私はこれからいう事を考える。
と、思ったのだが…
「あ、呼ばれた。」
仕方なく、教室に入って名乗ろうとした。
「私の名前は「きゃあ!!可愛い!!」……?」
何故か騒がれた。
それが静まってから自己紹介を始めた。
皆さんの反応は…
「可愛い〜!!」
「よろしく〜!!」
この二つだった。
それから先生は水戸部さんという人の隣になるようにと言っていた。
取り敢えず隣に座る。
「よろしくお願いします。」
「………」
…声小さかっただろうか。
もう一回言おうとすると、声をかけられた。
「水戸部がよろしくだってさ!ちなみに水戸部凛之助な!あ、俺小金井慎二!よろしく!」
……なるほど、声が出せないか、出したくないのか。
「よろしくお願いします。」
それから、授業が始まり、休み時間は水戸部さんと小金井さんと一緒に話していた。
そして放課後、女の子から話しかけられた。
「安藤さん!私は相田リコ!よろしくね!」
あ「よろしくお願いしま「固い固い!!タメ口でリコでいいよ!」わかった。リコさん。」
「うーん、リコでいいんだけど…、まぁいいや!安藤さん!バスケ部のマネしない?」
「バスケ部?」
バスケ…?
「うん!そう!やる?」
リコさんは目がキラキラで…、うぅ、聞づらい。
「…あの、バスケってなに?」
「えっ!?」
リコさんの目がまん丸に…、それほど以外なのだろうか。
「小、中と通ってきたけど、そんなものやった事無い…」
「そうなの!?ならやってみない?」
そう言われ、取り敢えず体育館に行く事にした。
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作者名:ゆうにゃん | 作成日時:2016年8月20日 11時