姿勢 ページ23
淳太side
フラフラの足取りで玄関へと向かうしげ
さっきのことがあったから掴んだりして力技で止めることは誰もしようとしない
大毅｢、、くつ、はやくみつけなきゃ、｣
玄関でしゃがみこみながら必死に自分の靴を探すしげを見て限界やった
淳太｢、しげ？迷惑とか思わへんからベッドに戻って休もうや｣
しゃがみこんでいるしげの隣で目を合わせて声をかける
大毅｢、これ以上の迷惑は、｣
淳太｢迷惑とかじゃないから、
せや、お腹すいてるか？神ちゃんたちが作ったんやで？｣
大毅｢、え、？｣
ゆっくりゆっくりと神ちゃんの方を振り返り怯えた目で見つめるしげ
今この場には全員がいる
しかも俺以外の5人は立っているから自然にしげを見下ろす姿勢や
大毅｢、ごめんなさい｣
違う、そんなプレッシャーをかけたかったわけちゃう
智洋｢謝らんといて！でも無理にとは言わんけどしげのために作ったから食べて欲しいな？｣
大毅｢、食べます、｣
しげの目が怯えた目から諦めの目に変わった
淳太｢、、行こっか｣
フラフラと立ち上がるしげ
手を差しのべてみるが壁に手をつきながら歩いている
淳太｢、熱上がっとる？｣
俺と照史と話してる時は手が震えてたけど顔は赤くなかった
俺らに囲まれてるストレスで熱がぶり返しとるな
大毅｢、ごめんなさい｣
淳太｢大丈夫やから
肩支えたるから、｣
勝手にしげの腕を取り俺の肩へと乗せる
淳太｢、ごめんな｣
大毅｢、！｣
しげの体が強ばったけど、しげをリビングへと運ぶことが先決や
隣で1回だけ深く息を吸い長く息を吐いたしげ
淳太｢ん、リビング着いたで
座れるか？｣
頷いたしげをソファへと座らせる
淳太｢多分、また熱が出てきてる
でも、ご飯食べないと薬も飲めへんもんな、｣
流星｢しんどいと思うけど、おかゆ一口だけでも食べてもらうしかないか、｣
照史｢一口だけでもお粥食べれるか？
そしたらお薬飲んでまた寝ような｣
しげはもうなにも言わなくなった
智洋｢持ってきたでー｣
望｢食べれるか、？｣
無言でお粥を受け取りゆっくりと一口だけ食べたしげ
崇裕｢、食べた、
まだ食べれるか？｣
そっと机にお粥をおくしげ
淳太｢ほな、薬飲んで寝よか｣
しげを寝室へ連れていくためまた腕を肩へと持ってく
大毅｢、、寝られへんよ(ボソッ)｣
淳太｢、、え？｣
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なつ(プロフ) - みかちゃんさん» わぁ！！！嬉しいです！ありがとうございます！これからも頑張ります！！！ (2022年3月31日 20時) (
レス) id: f6d494c0af (このIDを非表示/違反報告)
みかちゃん(プロフ) - コメント失礼します。向日葵だった君へとっても面白いです！続きもめっちゃ気になるしもう何回も読み返してます！これからも作者さんのペースで更新頑張ってください！楽しみにしてます！！ (2022年3月31日 16時) (レス) id: 3176ccab77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃー | 作成日時：2021年8月19日 22時
