存在 ページ5
side大吾
また彼女に助けられた
Aは何も言わんくても僕の気持ちを読みとっていい方向に持って行ってくてる
今回やって彼女のおかげで久しぶりに心がすっきりした
明日には声が枯れて舞台出られへんくなったらどうしよ
とか喉の調子が悪くなってからずっと不安やった
でもAはそんな不安をいつも笑って吹っ飛ばしてくれる
彼女の存在が僕の背中をいつも押してくれる
A「あ、雑誌見ましたよ〜」
大「何の?」
A「いいですね〜
大西親衛隊は仲が良くて、」
大「ええやろ〜
温泉気持ちよかったわ〜」
A「可愛い彼女はその間何してたと思う〜?」
大「何してたん?」
A「期末テストたい!ボケ!」
大「そりゃお疲れさん笑」
A「あれ?今度連れってったるとかカッコいいセリフないんや〜⁇」
大「あー！こ、今度連れてったるわ〜！」
A「高級海鮮丼付きで」
大「なんでやねん笑
大西さんより金かかるわ笑」
A「へー、可愛い彼女より大西さんですかー」
大「可愛いって自分で言うなや笑
てか大西さんに嫉妬て笑」
A「別に嫉妬じゃないし、」
大「はいはい笑
おかんのご飯で我慢してや〜」
A「やったー！お母さんの料理本当美味しいもんな〜！」
大「そうか〜?」
A「そうだよ！軽く大吾より好き！」
大「なんでやねん！笑」
久しぶりに会っても話す内容はいつも同じようなつまらん会話
でも、彼女とならそれさえも楽しくて
気づけばもう家についとった
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作者名：Sara | 作成日時：2017年9月23日 23時
