実況?に初挑戦した話 ページ11
Aside
最初はグー、じゃんけんポン。
と、じゃんけんをして勝ったのが私。
今からスマブラのいつものアレを動画に撮るらしい。
ただ8人までしかダメだから、じゃん勝ちが1人実況的な事をする事に。
それのじゃんけんで勝ったと。
『柴田さんみたいにアナウンサーでも何でもないので実況はしませんがカメラの後ろからなんとなく伝えていきます。』
は「頑張ってー!」
や「期待してるぞー!」
まず最初はコーラ1.5ℓ。
初っ端からきついように見えるけど、案外優しいほうだったり。
レディゴーと始まった対決。
『視聴者さんに言っておきます。うるさいです。』
ト「ああああ待ってええ!?」
『ほらね。』
多分編集で音小さくしたりすると思うから言っとくと、耳痛い。
凸「あっ、ヤバい!」
『あ、ビリが決まりました。1回戦はテツヤがビリです。』
周りがうるさいから大声出したいけど、カメラの近くだからそんな事も出来ず…。
は「おっしゃあああ!!」
うるさ。
は「A!ちょっと水!」
『ほい。』
ペットボトルを投げる。
待って。私いつまでここ立ってなきゃダメ?
『疲れてきたので椅子に座ってお送り致します。二回戦の罰は牛乳2ℓです。』
た「地味にパンツ見えそう。」
『見るな集中しろ。』
た「お口が悪い。」
スカート履いてきたのが悪かったか…。
出来る限りズボンとかガウチョ履くようにしてるけどね。
まあ、そんなこんなで進んだ対決。
『12回戦?の罰はホールケーキ1つらしいです。もはや私が食べたいまである。』
や「あげる。」
『良いです。』
や「えっ?」
ようへい君をスルーして、実況ではない実況を続ける。
何がどうなってるとかの説明じゃなくて、結果だけ。
柴田さんこんな事いっつもやってるのか…。
アナウンサーって凄いんだね。特にeスポーツ。
途中からチーム戦に変わって更にうるさくなる。
『あんたらマジでうるさい。』
ト「ちょっとだけ関西のイントネーション混じってる。」
『出身だけ関西なのがバレる。』
育ちは富山だけど出身は兵庫…。
そして、最終対決。
『最終対決くらいは頑張って実況したい所ですがそこをぐっと堪えて普通にお送りします。』
た「謎。」
『で、最後の罰は?』
は「Aを食う?」
『……。』
は「本当に怖い。ごめん。」
こんな奴らとずっと付き合い続けて2年が経つ。
もしや死ぬまでこの調子?なんて。
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作者名:So-mei. | 作成日時:2020年5月26日 12時