【UT-AUの骨オタク！コミュ症やけど頑張ります☆(8)】

396話　オオカミ ページ49

ﾅｲ｢お前の責任だろ…
それより決まったのか？
俺とキラーどっちについて行く？｣

＊ただでさえズタボロになった城を半壊させたナイトメア…
ナイトメアは城の外で巨大なグープで城の中のナイラを見下ろしている

＊皆その様子に生唾を飲み込む

ﾅｲﾗ｢どっちにも付かねぇって言ってるだろタコ！！｣


ﾅｲﾗ｢せっかく家出したのに…

しかも僕のいないうちに離婚って…｣

＊ナイラはナイトメアを睨み付ける

ﾅｲﾗ｢頭冷やせよクソ野郎が！！！｣


ﾅｲﾗ｢全部分かってんだろ！！！
全部全部原因分かってるんだろ！！！
俺が今抱いている感情だって分かってるんだろ！！！｣

ﾅｲ｢…｣

＊涙ながらに叫ぶがナイトメアは表情1つ変えず黙ってナイラを見つめる

ﾅｲ｢言いたいことはそれだけか？｣
ﾅｲﾗ｢ッ…ああそうだよ！言いたいことは言った！！
何だよ？また殴るなら好きにしろよ！
いっそのこと殺せよ！！
もうこんなクソみたいな世界に未練なんてねーよ！！｣

＊ナイラがそう叫ぶと暫く2人の間に沈黙が流れる

ﾅｲ｢そうか…なら生き地獄を味わってろ
その方が俺にとって都合がいい…｣

バシャンっ…

＊ナイトメアはグープの飛沫を上げてJAPANTALEから消えた

ドサッ……

ﾅｲﾗ｢何で…何で分かってくれねーんだよ…
クソが、クソがクソがクソが…｣

＊ナイラは強ばっていた体の力が抜け、崩れるようにその場に座り込み涙を流して呟く

＊その姿に嘘は一切無いように見える


ﾏﾎ｢…帰ろ、オイラもう疲れた｣
ﾏ-ﾀﾞ-｢あ、ああそうだな…｣

＊ポツリポツリと皆帰って行き、ナイラ1人城に取り残された…

｢Burh、行くとこ無いだろ？｣

ﾅｲﾗ｢！｣

＊後ろからそんな声が聞こえ、声の主、エピックはナイラの隣に座る

ｴﾋﾟ｢ナイラ、俺達の世界に来ないか？｣
ﾅｲﾗ｢…｣
ｴﾋﾟ｢俺の世界にくれば、上手い飯だって食える…｣
ﾅｲﾗ｢………ﾎﾞｿｯ｣
ｴﾋﾟ｢？｣
ﾅｲﾗ｢っ、だから…………ﾎﾞｿｯ｣
ｴﾋﾟ｢……？｣

ﾅｲﾗ｢ッ、だからお前の世界に行ってやるって言ってんだよ！！
俺を泊めさせてやる！！｣

＊ナイラは顔を真っ赤にして怒鳴りながら言うと

ｴﾋﾟ｢ハハハッ、全く素直じゃないな？｣
ﾅｲﾗ｢別に普通だ！！笑うな！！｣

ポワンッ…

A｢パパ！ポータル開いたやよ！｣
ｸﾛｽ｢今日はもうお惣菜買ってくか？｣
ｴﾋﾟ｢おう！
…ほら、ナイラ行くぞ？｣
ﾅｲﾗ｢あ、ああ…｣

＊4骨はAが開いたポータルに入っていた

397話【番外編】久々に(多分)切りよく話が満タンになったぜ！！→←395話　文字数の関係で色々文字省きまくってる

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