15.小動物とイケメン従兄弟 ページ23
〜Aside〜
『こんばんは〜！』
インターフォンを押して、勝手に玄関のドアを開ける。
これがしーくん家へ上がるときのいつものお決まりである。
何でも、しーくん曰く
「来るって分かってるのにわざわざ玄関まで迎えに行くのがめんどくさい。」
……なんだとか。
まぁ、しーくんらしいと言えばしーくんらしいが……。
少し、可笑しくてクスッと笑ってしまう。
「やっほー！来たよ〜！」
翔太がリビングのドアを開け、中に入っていく。
私とまふくんはそのあとに続いて入る。
「お、お邪魔します。」
『お邪魔しまー…ぐぇ。』
リビングに入った途端、誰かに抱き着かれた。
「Aちゃーん！お久！今日も綺麗だね！！」
え、この声って…
目線を下に下げると、ちっちゃい小動物のような女の子が私の体に抱きついていた。
『わ、久しぶり〜、棗ちゃん。相変わらず元気だね…』
棗ちゃんこと
━━黒瀬 棗。
絢香の親友で、私たちが通ってる大学から少し離れた専門学校に通っている2年生。
棗ちゃん説によると、私たちがいる大学は目指していて受験したけど馬鹿だから落ちちゃたんだとか…━━
棗ちゃんが張り付いている入口の更に奥では、家主であるしーくんと渉さん、さかたんに絢香、更にもう一人いた。
その人は、眠たげで、のんびりくつろいでいる。
うーん…どっかで会ったことがあったよーな…。
じーっとその人を見ていると、目が合った。
……
「『…あ。』」
『どうも、お久しぶりですね。彼方さん。』
「ん。久しぶりだね、A。」
近くに行き、挨拶をする。
棗ちゃんは離れないようなので、そのままくっ付けたままだ。
「あれー？二人って、知り合いだったっけ？？」
そのやり取りを見た絢香が疑問に思って、聞いてきた。
『前に絢香から紹介されたし、大学も同じだから知ってるよ。結構有名だしね〜』
彼方さんは、大学内でイケメンすぎると有名だから度々名前が耳に入る。
「え、俺ってそんなに有名…？」
彼方さんが少し驚いた様子で聞いてきた。
『有名ですよ〜。イケメンすぎる！って。』
クスッと笑いながら答えると、彼方さんと棗ちゃんを除く皆が首を縦に降る。
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柊花-ﾄｳｶ-(プロフ) - ティラミス信者さん» ありがとー！改行は今検討中なの(苦笑)更新頑張るねー！ (2018年11月16日 23時) (
レス) id: 1c746f653b (このIDを非表示/違反報告)
ティラミス信者(プロフ) - 続きが気になる！！読みやすいし文の構成もいい感じ！でも改行が多すぎると内容がスカスカに見えちゃうかもだからそこ気を付けて！読ませてくれてありがとー！！応援してるよ！！ (2018年10月20日 20時) (レス) id: d109ac88fc (このIDを非表示/違反報告)
Ayame(プロフ) - ひかりさん» ありがとう、読んでくれてほんとありがとう。(笑) (2018年8月2日 18時) (レス) id: 1c746f653b (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 好きでした。ありがとう。あ、私、青い鳥の星月ひかり。ね！好きでした←分かった (2018年8月2日 18時) (レス) id: 1a6872b126 (このIDを非表示/違反報告)
Ayame(プロフ) - 怜衣さん» 当たりです！後に人物紹介を上げようとしてたのを忘れてました…← 棗ちゃんはなんか、酒飲みっぽかったので出してみました(笑) (2018年1月12日 0時) (レス) id: 1c746f653b (このIDを非表示/違反報告)
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