救世主が皆に甘えてみた

カピバラに甘えてみた ページ5

誰がカピバラじゃ←


あら、タムタムのマネみたくなっちったわ



まぁ、んなことはどーでもいいんですよ


ただいまねー、うちの鯱の中の人…

改め、辻本くんと喧嘩？中なのよね



「いや、俺、なんも悪くなくね！？なぁ、勇翔！」


「グランスピアーって、実在しないんだ…」



そう、このぷりけつ男


ヒーローに憧れるか弱き青年(24)の夢をぶち壊したのです！



なんとなんと、「グランスピアーなんておったら、とっくに名古屋でニュースなっとるわ」って！


中の人とは思えない！卑劣！最低！


そんで、グランスピアーが実在しないという現実を突きつけられて、勇翔くんは悲しんでいるのです！


「勇翔なぁー、グランスピアーはおるよなぁー！」


「グランスピアーいないの…？まーかん出来ないの…？」



「勇翔ぃー！グランスピアーはおるよぉー！」



さすがにねぇ


勇翔も、実在しないとはわかってるのよ


ただ、いきなり現実突きつけられたもんだから…




「勇翔ぃー、泣くなぁー！」


「グランスピアー…」






「あれれ？まぁちゃん、どったのー？」


「ゆーちゃむっ！いいところに！」


「あれっ！？なんでゆうぴん泣いてんの！？」


「いやー、このぷりけつ鯱マンがぁー、勇翔を虐めたんだよなぁー？ねぇ？勇翔」


「つーじー嫌い…」




「え、えぇ…」






夢見る男の子(24)の夢を壊した罰は重いぞ！



「つーじー！ゆうぴん苛めちゃだめでしょ！」



「え、いや、苛めては…」



「泣かせたんだよ！？これは立派ないじめです！」


「えー…、でも、バロンも実在しないやん」



「う"っ…」


あら、辻本氏、痛いとこをついてきたぁー！






「じ、実在するよ！ゆうぴんみたいな男の子の！綺麗な心の中にね！！」






あら！名言！！


さすが仮面ライダー！






「…バロンは死んだじゃん」




「「「……」」」








んー？勇翔ぃ？





「え、勇翔？バロンは実在するよな？」



「いや、バロンはガイムに負けて死んだじゃん。この世にはいないから。なに言ってんの？」









…え？


え、なにこいつ←



「でも…グランスピアーぁ…」(ｳﾙｳﾙ



「うぅ…、勇翔ぃー！大丈夫！グランスピアーはおる！吉原は信じます！グランスピアーは実在すると！信じるか信じないかは貴女次第！」





よし、勇翔を泣かせた罰として



つーじーに餃子でも奢ってもらいましょうかね←

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