トリップできたので未来を変えます。4【ONE PIECE】 (ページ46)

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87-1 働けページ46

「はぁ………はぁ…………ちょっと、休も……」

ロシ「はっ………ゴホッ、あぁ……」

海軍本部の死ぬほど長ーい廊下と階段を全力疾走
応接間と更衣室のあった5階からずっと走り続けてたもんだから流石に疲れた、息切れがすんごい

息も切れ切れに停戦協定を結び、私とロシナンテは階段に座り込んだ

「あは………追いつかれちゃったロシナンテたーいさっ」

あはは、と楽しそうに笑う私にロシナンテは呆れ顔でため息をつく
幸せ逃げ………おっとぉ、これは思い出さない方がいいや

ロシ「はぁ～～～……………ったく、あまり人をからかうなA」

「ごめんって………にしてもっ……んふw顔真っ赤にしてさww」

ロシ「お前なぁ……」

「ふっ………ぶふっwwww」

ごめんロシナンテ、もう暫くはあの顔が頭から離れそうにない

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ロシ「笑いすぎだ」

「ごめんって……」

流石に笑いすぎたらしい
年甲斐にもなく拗ねるロシナンテに、手を合わせて謝るがロシナンテの顔はむすっとしたまま

………さて、どうしたもんか

「………あ、じゃあさ、お詫びと言っちゃなんだけど」

耳貸して、とロシナンテの服を引っ張り小さな声で耳打ちする

「______で、どうよ」

ロシ「………お前、それ本当に出来るのか？」

疑わしげな目でこちらを見るロシナンテに、チッチッチ～と人差し指を振る
ウザがられたが気にしない

「ま、ここはひとつ…Aさんに任せときなさいって」

今日イチのウザい笑顔でガッツポーズしながら、頭の片隅では作戦を練る

だらけた奴を働かせる？
フンッ………そんなのA様にかかればお茶の子さいさい、赤子の手を捻るようなもんよ！

そんな意気込む私の横、
ロシナンテの「本当に大丈夫か…？」という心配の声は私の耳に届かなかった