トリップできたので未来を変えます。4【ONE PIECE】 (ページ3)

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？「そこを曲がってすぐの扉を入ると食堂です！」

「へ」

おっと、間抜けな声が

さっきまでの寂しそうな雰囲気は何処へやら、気持ちの切り替えの早さに少し驚いた

話しかけてくるその表情は元気いっぱいで子供らしいけどその切り替えの早さは気になるところだ

でも、今はそれは置いておこうかな
確信もないし、深く詮索しないほうが彼のためな気がする

「…他の船の人も、そこに？」

？「…はい」

「そっか、案内ありがとね。サンッ………きゅ、う…はは」

？「どうか、されました？」

「いやいやいや！は、早く料理食べたいなーって、ね？サクラ！」

サクラ「え？」

隣でぼーっとしてたサクラに話を振って、なんとか誤魔化す、サクラごめん

というか、

あ…………………っぶねええええええええええ名前呼びかけたあああああ！！！

内心バックバクだったよ！マジで今のは危なかった！
咄嗟のサンキューにマジサンキュー！！！

顔は平静だが、内心の焦りが凄い

？「おーい！クソジジイイイ！客だぞおお！！！」

いつの間にか扉をあけて中にいる誰かに呼びかけてる天使君

返ってくる声と、独特の足音がだんだん近づいてくる

？2「客だあ？バカなこと言ってんじゃねえぞチビナス。こんな海の上で船もなしに客なんざ……」

扉が開いて、中から出てきたお爺さんと目が合う

「えっと……ご飯、食べにきました」

私がそう言うと、隣にいたサクラもぺこりとお辞儀する

？2「チビナスちょっと来い」

？「え、なんっだ、よっ？！」

首が痛くなりそうなくらい高いコック帽をかぶったお爺さんが天使君の腕を掴み扉の中へ引きずり込む

急なことで、私もサクラも何にもリアクションがとれなかったが、とにかく早業だった

耳を澄ませば、バタンとしまった扉の中から、ドタバタとテーブルをだす音や
「急いで支度しろのろま！」とか罵声が飛ぶのが聞こえてくる

「あはは………すごい音…」

サクラ「……」

やっぱり急にきたのはまずかったね
本当に申し訳ない、反省してる、反省してるから

冷たい目でこちらを見るサクラの視線が痛く刺さる

「……今の長～いコック帽の人がね、ここのオーナーだよ」

サクラ「え…あ、うん」

「料理、食べたらさ……すぐ、帰るから」

少し悲しげに俯けば、サクラが慌てたように狼狽え出す

サクラ「い、や………怒ってる、わけ、じゃ」

「………うんw」

なーんて、たまにからかいたくなるんだよねサクラって