空から息子が降ってきた！？【時透無一郎】

パパうえ 19 ページ20

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無一郎side







『_____台所、お借りします！！
その間だけでもいいから無月のこと、お願いします』






_____






そういい台所へ向かった彼女を横目に、僕はこれからどうしようかと唸った。






__目の前には僕にそっくりな男の子。
目をパチパチさせてこちらを見つめてくる。




御館様もいってたけど･･･本当に僕の子供なのかな。
未来から来たとか変な事言ってたけど



ても僕には関係ない。子供なんて作ったことも無いし
これからも作る気はない。





きっと何かの間違いだ。と自己解決した時だった___









無月「パパうえぇ？」




不思議そうにこっちに寄ってくる。





時透「･･･僕はパパじゃないよ」

無月「パパうえぇ、元気ないない･･･？」

時透「･･････」


相手にするのはやめようと思った時___









無月「 ___むいちろの む はむげんの む ！！やよ！」



時透「･･･！！！！！！！！」









______________無一郎の無は、無限の無なんだ___







どこかで聞いたことのある言葉だった。





どこか暖かく、どこか寂しい。





なんだっけ、思い出せない。








僕の記憶は霞みがかってて、僕にはわからない。









無月「むいちろの む はむげんのむっ！！




むちゅきの む もむげんのむっ！




パパうえといっちょなの！！！！！




だぁからげんき、だちて？？」




パパうえ〜と引っ付いてくる。
僕はそれどころじゃない。何かを思い出せそうな気がするんだ。





なのに思い出せない。





無月「あ！！パパうえ！！おうましゃんごっこ！！」


時透「ごめん。今それどころじゃ･･･」


無月「おうましゃんごっこ〜！！！！！」





こうして謎のお馬さんごっこが始まった_____






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