空から息子が降ってきた！？【時透無一郎】

パパうえ 16 ページ17

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霞柱様のお屋敷はとっても広くて･･･お庭もあるすごい屋敷だった。柱ってやっぱすごい。







ここ庭とかあるんだー、お花植えたいなあ、ここで無月を遊ばせてあげたら喜ぶかな、

でも雑草ばかりだし手入れしたいけど勝手にしたら怒られるかなあー、なんて考えていると_








時透「____なにぼーっとしてるの？」


『え、あ、すみません。お世話になります！』




慌ててよろしくお願いします、と言おうとした時__









時透「__お世話する気なんてないから。」








『･･･えっ』

時透「お世話する気もないし、される気もないから」



私は思わぬ発言に頭が真っ白になった___



『えっと･･･じゃあこの子は･･･』

時透「僕は知らない。子供なんていないし。それに君がお世話するんでしょ？」


『そんなの･･･！！！』







あまりにも無責任すぎる霞柱様に対して私は少しだけ腹が立ってしまった。
それも知らずに霞柱様は話を続ける。







時透「僕は任務で忙しいから。それに君戊だし暇でしょ？」







なにか文句ある？とでもいいたげな顔でこっちを見てくる霞柱様。

確かに冷徹って隊士の間で有名だったけどまさかここまでとは･･･









私はこれからどうしようという不安と絶望で涙が
出そうになった。

その時______









無月「____ん、んぅ･･･ママうえ･･･？」


『！！ごめんね、起こしちゃったかな、よしよし、』





無月が起きてしまった。
背中を優しくさするとふぁぁあ･･･と大きな欠伸を1つこぼした。




無月「ぉはよ･･･あ･･･！パパうえだあ･･･！！！」



パパうえ〜と寝ぼけながら、よたよたと霞柱様に
寄っていく無月。それに対して___









時透「･････････。」







顔色1つ変えない霞柱様。








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