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授業が始まっても、半分くらいの生徒は携帯をいじってるか爆睡してるか友達とコソコソ話してるかのどれかで、真面目に受けるのは本当に半分くらいの生徒しかいなかった。
『この授業、ほんとに緩いんだね 笑』
大我「この授業くらいだよ、息抜きできんの。再来年入ったらこの科目とりな？笑」
『うんっ。あ、そういえば今日何か予定ある？』
大我「今日はなんもない」
『地元の花火あるから一緒に行かない？』
大我「あれ今日だっけ？行きたい！」
『やったあ〜行こ！元々誘おうと思ったのに、大我と喧嘩っぽくなってたから誘えなかったんだ 笑』
大我「え、あの子達と行こうとしてたの？」
『うん』
大我「うわーすぐ電話して謝ってよかった 笑」
そう言いながら彼はほっとする。
大我「そう言えばさ、夏期合宿出るでしょ？」
『もちろん』
大我の言う夏期合宿は、塾で毎年高校2年と3年を対象に、夏休み中に1週間の勉強合宿が行われることだ。
個別の授業だけじゃなくて、集団の授業もあって、志望校の偏差値が高い人ほど参加する率が高くなる。
もちろん、明成大学を目指すならこの合宿に参加することは絶対である。
大我「Aと1週間も同じ宿舎に寝泊まりするの、俺耐えきれるか不安なんだけど」
『え？』
大我「手出しそうで怖い」
『ちょっと、昼間からやめてよね 笑』
大我「毎回の授業でさえ彼氏感出すの我慢してるのに…。ずっと理性保つ自信ないもん」←
『ねえ、我慢して？』
大我「うわーずるい、そういう時だけ可愛い子ぶるんだもん」
『別にぶってなんか、ないもんっ』
大我「まあどっちでも俺は好きだけどね」
たぶん、ばかっぷると言われても過言ではない。←
そんなこんなで授業が終わった。
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なつみかん。(プロフ) - ひまわりさん» コメントありがとうございます！文章を褒めてくださるの初めてで凄く嬉しいです。もっと更新できるように頑張ります！ (2019年6月21日 0時) (
レス) id: c0f86098d8 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - 文章が綺麗でとても好きです。更新楽しみにしています...！ (2019年6月20日 15時) (レス) id: 7242c34cf9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつみかん00 | 作成日時：2019年6月18日 0時
