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侑「天才セッター…？俺みたいな…？」
俺の煽りとも取れる言葉に侑は表情を変える。
怖い〜。けどまた煽りたくなっちゃう〜。
俺の悪い癖♡
貴「そうやで♡まだひよっこだけど」
そのひよっことは、影山飛雄。
飛雄が中学生の時に、面白そうで声掛けたんだよな。
侑「下手くそな関西弁使うなや！
ほんで、どんなやつなんや…」
貴「そうだね〜一言で例えると〜
いい子ちゃんって感じかなぁ〜」
侑「ハァ？？」
俺のその言葉に侑はキレ気味で首を傾げる。
今教えちゃったら合宿が面白くないもんね。
楽しみは取っておくものでしょ〜？
貴「あったらわかるよ」
侑「どぉーゆことやねん！！！！わかりにくいし！
なんかムカつく！！！」
貴「ニャハハ！！」
俺が侑の動揺に面白がっていると、
急に侑が表情を強張らせた。
その後ろの治と角名は「ご愁傷様」と両手を合わす仕草をしている。
あぁ…。俺は悟った。
北「…侑、A、
2人とも仲が良くなったのはええ。
…でもな、練習は集中せんといかんよな？」
侑・貴「すみませんでした。」
俺と侑は閉め作業を全て請け負う羽目になった。
.
.
.
と、まぁ皆んなには俺が飛雄と知り合いだって知って貰えたし、馴れ初めでもお話ししようかなと思う。
暇だし。
それは俺が高校1年生、飛雄が中学3年のとき。
貴「若利くんが
珍し〜く遊びに行くなんていうから着いてきたら〜
またバレーか〜予想ついたけどさ〜」
牛「置いていくぞA」
俺が親戚の牛島若利くんに会いに宮城県に来たとき、
丁度中学生の大会が行われてて、
若利くんがそれに連れて行ってくれた。
その時、丁度行われてたのが、飛雄のいる北川第一の試合。
貴「こりゃ〜酷いねん」
牛「…」
飛雄クンの独裁的なプレイによる、
チームメイトのボイコットでも言えよう、トスの全無視。
「まるでコート上の王様だな」
誰かが言った皮肉めいたそれが飛雄の異名となってしまった。
貴「コート上の王様か〜！」
それに興味を持った俺は、試合終わりに飛雄に話しかけたってわけ。
貴「影山クン！」
→
―――――――――
作者です。
色々忙しい時期が終わりましたので、更新再開します。
遅くなって申し訳ありません。がんばります。
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京 - 続き待ってます (2021年10月12日 0時) (
レス) @page18 id: 4c7b7e98e3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 夢主君のニャハハがめちゃめちゃかわよくて好きです。更新頑張ってください!! (2021年4月5日 23時) (レス) id: f130235fdf (このIDを非表示/違反報告)
猫築かなめ - 前前からの読者です！どのお話も面白くて最高です、夢主君のにゃはは？って言う笑いかたすきです！更新頑張ってください！ (2020年12月31日 16時) (レス) id: 8f5697df22 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーぐれな - 面白かったです！更新頑張ってください！！ (2020年12月30日 15時) (レス) id: 9d815b55c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やましろ | 作成日時：2020年12月15日 17時
