貴「せーのっ」ｷｾｷ「黒バス！」高「短編集っ！第２弾！」宮「なんでお前がしめんだよ、やk ｷｾｷ「焼くぞ/のだよ/ッスよ/よ～」ソレ俺のセリフな。」 (ページ32)

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☆66今吉翔一『フラン様リクです』ページ32

«Aさんは1年、付き合ってます»

今「なぁA」

「はい？」

今「今日は部活来れるんか？」

「はい！昨日は課題が間に合わなくて来れませんでしたけど、もう大丈夫です！」

今「じゃあ放課後、教室まで迎えいくわ」

「そんな、毎回悪いですよ！」

今「やりたくてやっとることや。気にせんでええよ」

「あ、ありがとうございます！」

今「それに、Aが教室で変な男に絡まれとったら困るからなぁ」

「変な男にって、、クラスメイトしかいないですよ？」

今「そういうことやないんやけど、、」

「あっ！そろそろ教室戻らなきゃ！今吉さん、また放課後！」

今「ほな、また後で」

・

放課後ー

今「A、行くで」

「あっ！今吉さん、ちょっと待ってください！準備あとちょっとなので！」

今「ゆっくりでええよ」

一年の教室に三年が来るのは珍しいのだが、今吉は毎日のように来ているので、目立ってはいない。

そんな中待つのは、別に苦でもなかった。
…が、

ﾓﾌﾞ「A！今日もダメか？」

「ごめんね！部活に行くから無理かな～」

ﾓﾌﾞ「たまには俺らとも遊ぼーぜ」

「今度ね、今度！」

ﾓﾌﾞ「じゃあ日曜とかは？」

「考えとく！先輩待たせちゃってるからまたね！」

「すみません、今吉さん！」

今「なぁ、今の何や？」

「今の…？あぁ、よく誘われるんです。カラオケとか、、」

今「行ったんか？」

「いえ、行ってないですよ？カラオケとか、私は基本聞いてるだけですし、面白くないですもん」

今「よかったわ」

「どうしてですか？」

今「Aが他の奴に行ったらどうしよう思うてな」

「へっ？何でそんな話に…？」

今「Aがおらんと何もできへんからな」

「そんなことないですよ～！今吉さんは勉強出来るしバスケも出来るし完璧じゃないですか！」

今「そんなことないで」

「えっ？」

今「言うたら引かれるかも思うて言えんかったけど、ワシはAがおらんと生きていけん。大げさやなくてな」

「えっと、、」

今「すまんな、こんな重い奴で」

「いえっ！今吉さんでも甘えたくなる時くらいありますよ！」

今「嫌やないんか」

「今吉さんなら嫌じゃないです！」

今「よかった」

そう言って笑う今吉さんは、とってもかっこよかった。

『A、ワシから離れんなや』

『はいっ！こうですか！？』

『物理的にやないで？』

『せっ、精神的にですか！？』

『まぁそうなるな』

『どっ、どうしたらいいんですか若松先輩！』

『俺に聞くな！！』
さ