リヴァイ兵長が上司だったら…

６話 ページ7

ｱﾙ「それは好き、ってことじゃないの？」


「ﾌﾞﾌｯ)なっ、何言ってんの！？」


ｱﾙ「だって、自分だけを見てほしい、他の人に取られたくない、っておもったんでしょ？」


「う、うん…」


ｱﾙ「取られたくないってことは、独占欲があるってことだ。それはやっぱり好きだってことだと思うよ」


「好き…かぁ。」


ｴﾚ「よっ、何の話してんだ？」


「わわっ！？え、エレン！？」


ﾐｶ「エレン、いきなり人に声をかけるのはよくない。」


ｴﾚ「だって気になるじゃねぇかよ」


ｱﾙ「恋バナだよ」


「ちょ、ちょちょちょあああアルミン！？」


ﾐｶ「相手は誰！？私が今すぐ削いできてあげるから。」


ｴﾚ「やめろよ…」


ｱﾙ「Aはリヴァイ課長のことが好きなんだって」


「アルミンっ！？」


ｴﾚ「へぇ、かっこいいとか言ってたもんな。」


ﾐｶ「許さない…あのチビ、私のAに…アイツには私がいつか然るべき報いを…」


「ミカサこわいっ！？」


ｱﾙ「ま、そういう事だから、応援してあげてよ」


ｴﾚ「あ、でも…Aって許嫁いたんじゃなかったのか？」


「う、ん…まぁ」


ﾐｶ「大丈夫なの？」


「全ッッ力で拒否してから家出てきたからなぁ…ま、いいでしょ。」






人を好きになることくらい、普通だよね？









例え許嫁がいたとしても。


周りがそれを許さなくても。









…これくらい、いいよね？



ちょっとだけだから。









こんな甘さが、私を後に後悔させるとは…








この時の私は思ってもみなかった。

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