☆1日目 ─二人きりの夜─ ページ6
北山「どうぞ入って〜」
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憧れの…
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憧れの………
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みっくんが…………
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目の前で部屋のドアを開けて招き入れてくれる。
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緊張で微かに震える足でなんとか玄関に入る。
A「…おじゃまします」
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急な予定変更に動揺しながらも、とりあえず3日分の着替えや必要な物をキャリーケースに詰めてきた。
北山「荷物適当に部屋に置いてね〜」
A「…ありがとう」
招き入れられたリビングは少し広めで、ギターや物が飾り気なく置かれていた。
なんだかみっくんらしくて、胸がきゅんとする。
北山「メシ食う?」
A「会場に入る前に済ませてきたから大丈夫。ありがとう。」
…お腹なんて……減るわけないよ……緊張で。
北山「じゃあ、先お風呂使っていいよ〜」
A「…おふ……お風呂。。あ、じゃあお先に使わせていただきます。」
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みっくんに案内されるがままにシャワーを借りて、髪を乾かしながら鏡の自分を見つめる。
周りの人の時間が止まってから驚きと戸惑いの連続で、一度も心臓が休まっていない気がする。
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A「お風呂ありがとう。」
リビングに戻ると、ソファーで寝転がっていたみっくんが体を起こす。
北山「やっぱりテレビも固まってる〜でもブルーレイとかは観れるみたい」
小さく笑いながら立ち上がる。
北山「俺も風呂入ってくるね〜」
A「うん。」
みっくんのお風呂上がりとか…
生で見れるとか…
もう、幸せすぎてこわい!
さっきまでみっくんが寝転んでいたソファーにお邪魔する。
まだほんのりと温かくて、自然と目を閉じる。
こんな状況なのに、緊張の糸が切れたのか急に眠気が襲いうとうとと寝入ってしまった。
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kira.7(プロフ) - 初めまして(*´-`) こうゆうファンタジー的なお話なかなか無いので、凄く面白いです!!こうゆうお話待っていたので勝手に喜んでいます笑 続きが楽しみです。頑張って下さい! (2018年9月29日 13時) (レス) id: b16b19ff4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夏芽 | 作成日時:2018年8月25日 23時