ずっと好きでした。② (ページ2)

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《目黒side》

佐久間くんがAちゃんにくっつくのなんて、いつものことなのに…

付き合い始めてもうすぐ1ヶ月、何の進展もなさすぎて八つ当たりしてしまった。

あれから俺たちの関係に変化はなくて、Aちゃんは俺のこと、どう思ってるのかな？とか不安になって、大人げない。

俺もAちゃんも仕事が忙しくて、デートしてる暇なんてないし、俺には心に余裕がない。

自分にガッカリしてると、Aちゃんから電話がきた。

目黒「はい…」

〈どこにいるの？〉

目黒「…非常階段」

〈はーい〉

それだけで切れた電話。

やっぱり俺の片想いなんだ…

『蓮、何してんの？まだ仕事終わってないけど』

目黒「Aちゃん…」

ドアが開いて、普通に蓮呼びされてビックリ。

『すぐ戻ってこれるよね？』

目黒「…はい」

『待ってるから、自分のタイミングで戻っておいで』

目黒「わかりました」

リハを勝手に抜けた俺が悪いから、慰められなくて当然なんだけど。

あまりに普通に怒られるから、めちゃくちゃヘコむ。

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《深澤side》

深澤「最近、めめの様子がおかしくない？」

宮舘「Aちゃんのこと好き過ぎて、全然隠せてないよね(笑)」

渡辺「メンバーには隠すつもりもないだろうけど」

Aちゃんが出ていったスタジオでは、最近のめめの異変について話してた。