ナツメキ

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松倉「めっちゃやだって、言ったらどうする？
他の男と花火行くの、めっちゃやだ。
花火〜、じゃなくてもやだ。
俺でよくね？俺と行こうよって、
俺がもし思ってたとしたら、どうする？」
　
　


怒涛の言葉数に、今度怯んだのは私の方だった。
　

駆け引きをしている。

今私たちは、どこまでが正解で、どこまでシンクロしてるか、それをどうやって確かめるのか、駆け引きをしている。


「どうしてそう思うか、一番簡単な言葉で言ってって言う……」

　
　

　
　

　
　
　


　

　

「好き。」

「好きっていう意味で。」

「恋人になりたいって意味で。」

「ずっと。」

「いつからはちょっと。忘れちゃったけど。」


「ずっと好きでした」
　
　
.

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