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彼の膝を肘掛けのようにして手を置き
ゆっくりと後ろに体を預ける
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「やっぱ落ち着く…下手な椅子より全然」
稜「だろ？何か複雑だけど(笑)」
「ふぅー…眠くなっちゃいそう…」
稜「寝んなよ？太るぞ」
「自分が痩せてるからって…そんなんじゃ女の子守れまけんよ〜」
稜「あのねぇ〜…」
「わっ、きゃｯ、…」
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後ろから長い腕が首に巻きついてきて
彼の体が背中で密着する
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稜「お前を守れるくらいの力はあるっつーの…」
「あ、はい…失礼、致しました」
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不覚にもドキッとした
耳に息がかかる…稜雅の匂いが…いい匂いが…
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こんなのでドキッとするのは稜雅が変わらず私を
女として扱ってくれるから
恋人っていう感じをいつも味わわせてくれる
きっとこの人は何年経っても何十年経ってもそうだと思う
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「稜雅、ありがとね」
稜「ん？何が？」
「今日の事。稜雅が計画してくれたんでしょ？」
稜「え？ん？いや、…海が言ったの？」
「ん〜？さぁ？どうでしょう」
稜「絶対そうだろ。あんヤロ」
「ふふっ、でも…うん。元気でたよ」
稜「本当に？」
「本当に(笑)心配してくれてありがと」
稜「いや…当たり前だろ…彼女なんだから」
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彼はらしくない事を不意にボソッ言う
それも耳を真っ赤にして
そんなに恥ずかしいなら言わなきゃいいのにとも
思ってしまうが、でも言われるとやっぱり猛烈に嬉しい
あー…好きだなぁって私もつられるように思う
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「うん。そうゆうところ、本当に好きだよ」
稜「へ？え？今のもう1回っ、」
「言いませ〜ん(笑)」
稜「ちょ、おい！頼むって！もう1回」
「ちょ、ねぇ〜苦しい(笑)離してよぉ(笑)」
稜「はーい離しませーん、絶対嫌でーす、
もう1回言ってくれるまで絶対離しませーん」
「好き！好きだよ！稜雅大好き！だから離してー！」
稜「…お、俺も」
「いきなり離さないでよ…てゆうかそんなに照れないでよ。こっちが恥ずかしくなるじゃん…」
稜「ご、ごめん…でもお前が先に、」
「私のせい？」
稜「……」
「…ん？稜雅？」
稜「ごめん」
「へ？…わっ、」
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いきなり腕を引っ張られ抱き抱えられれば彼の膝の上
下から彼の綺麗な大きい黒目がこちらを見上げてくる
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natsume。(プロフ) - 桃色さん» ありがとうございます。とても嬉しいですが、睡眠も大切にこれからもご愛読のほど宜しくお願い致します。 (2018年11月28日 20時) (
レス) id: 93d6b303e9 (このIDを非表示/違反報告)
桃色 - とっても面白いです！ドキドキしすぎて眠れなくなっちゃいました！！ (2018年11月28日 1時) (レス) id: ad77ef6c60 (このIDを非表示/違反報告)
natsume。(プロフ) - 桜月さん» いつもご愛読頂きありがとうございます。私も桜月様の｢最重要機密事項！｣がとても好きで愛読させて頂いております。なかなか更新頻度が低いのですがこれからもどうぞ宜しくお願い致します。 (2018年6月7日 2時) (レス) id: 93d6b303e9 (このIDを非表示/違反報告)
natsume。(プロフ) - ゆあさん» 遅くなりましたがありがとうございます。なるべく更新頻度をあげて行きますのでこれからも宜しくお願い致します。 (2018年6月7日 2時) (レス) id: 93d6b303e9 (このIDを非表示/違反報告)
桜月(プロフ) - 更新楽しみにしてました！すごく面白いです！(*´ω｀*)♪ (2018年6月6日 7時) (レス) id: 3c689d561d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もなか。 | 作成日時：2017年5月11日 18時
