ツンデレなペットを飼うことになりまして。

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。









『…い……おいっ』





『へ、あ…はいっ』





『…終わったぞ』



『え、あ…』









．









完全に自分の世界に入り込んでタクヤの言葉で我にかえれば
映画は終わってエンドロールが流れていた





ほとんど内容見てなかった…









．









『お前見てなかっただろ』



『はい…正直。って、あなたも見てました？』


『一緒にすんな。案外面白かった』


『あ…そうですか。良かったです』








．









タクヤだけでも見れて良かったなら借りたかいがあった



つまらなそうな顔してたからてっきり見てないのかと思ってた






．









『映画とかすきなの？』


『ん？あー、たまに見る』


『へぇ、なんか意外です』


『見た目通りだろ』



『いや、タクヤはなんか外に出るイメージがあるから』


『あー、まぁ家にいるよりかはな。でも普通に映画館も行くし』



『へぇ、じゃぁ今度はタクヤと映画行こっかな♪』



『…あんた絶対寝るだろ』



『ちょ、ちゃんと起きますってば！』



『ふっ…まぁ付き合ってやってもいいよ』



『もぅ…はいはい、宜しくお願い致しますタクヤさん(笑)』



『……ん。』







．









．









もう12時かぁ…



まだなんとなく眠れないし、

もう一本くらい映画見てから寝ようかな。






．









『あ、…タクヤもう寝る？ソファ使うよね？』



『…ん。あんたは？』



『んー、もう一本映画見て寝ようかな。電気消すし、音小さくするからソファどうぞ』






．







そう言ってソファの下に座って照明のリモコンで
電気を消そうとしたら、隣にストン…と




．








『…ふぅーん、…じゃ、俺も』




．


…と、彼が隣に座って体育座り。




『…ふふっ、…ありがとう』


『あ？…べつに、俺も寝れねぇだけ』



『…はいはい(笑)』









．









．









どうやらタクヤさんも私の夜更かしに
まだ付き合ってくれるそうです(笑)



．

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