ツンデレなペットを飼うことになりまして。

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『あ、ここ行ってもいい？』



『ん。』









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カフェを出て街をブラブラとしながら目に入ったインテリアショップに入る。





1階と2階にフロアがあって、家具から雑貨まで
お洒落なインテリアが綺麗に飾られている。
見るだけでも楽しくてなんだか落ち着く





『あ、タクヤ！』



『ん？』



『布団、これなんてどうです？』



『ちょっとやだ』



『えー…なんでですか』



『好みじゃない』


『もぉ…』





布団までこだわるのですね…いいと思ったんだけどな…









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『あ、じゃぁこれは？どうです？』


『…ん、いいかも』


『本当に？？可愛い？？』


『あー可愛い可愛い。いちいち聞くな』

『なっ、さっき文句言うじゃないですか？！』

『文句じゃねぇ、センスだ』

『意味がわからない…』







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．









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『…あんたが選んだもんなら別に何でも使うし』









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．









『へ？』


『ご主人にお任せしま〜す』









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そう手をヒラヒラとさせて
タクヤは別のコーナーへと行ってしまった





え、ていうか…




今さりげなく嬉しい事言われませんでした？



ボソッと…とても可愛いこと言いませんでしたか？









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．









『ふふっ…これにしよっと♪』









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…やっぱ、ツンデレなんだな(笑)









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なんだか嬉しくなり弾んだ気持ちになって

口角が上がるのを隠しながらさっき選んだ布団の他に

同じ柄の枕カバーもセットで買うことにした。









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色んな種類の緑が綺麗にグラデーションされた少し珍しいデザインだけど大人っぽい物にした。



タクヤはなんとなくだけど、緑ってイメージがあって似合うと思ったから。









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とりあえずこれでもうソファで寝かせる事もなくなる。

やっぱり可哀想だなって思ってたから。









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とりあえず一番のお目当ての物は決めたから店員さんを探そうと辺りを見渡す。








そういえばタクヤはどこいったんだろ


手をヒラヒラさせて行ってしまったけど見渡す限りは見当たらない





2階のフロアに行ったのかな？








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『…A？』


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