ツンデレなペットを飼うことになりまして。

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タクヤがペットとなって、私の家で一緒に暮らして

早いものであっという間に気づけば一週間がたった＿＿＿＿



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その間に色々と知ったことある。






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まず、タクヤの歳は22ということ。



若いとは思ったけど本当に若かった
10代じゃなかった事が唯一の救いだった




ちなみに私は今27。




その事をタクヤに伝えると、『25でいけるよ』

と、なんとも言えない複雑なフォローをされた




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あとは、元々美容の専門学校に通っていて

卒業してから１ヶ月前までは美容室で働いていたらしい









でも１ヶ月前に理由あって辞めちゃったらしい



出身は東京で実家も東京にあるのだが

また何故だか実家では暮らしていないらしく

仕事を辞めてからは友達や女の人の家を最初の方は転々としてて

最後は最初に話してた女の人の所に入り浸ってたが

例の事情のせいで追い出されたという。

つまりはヒモだったらしいです…





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ちなみに、なぜあの日にあんな所にあんなモノに

入っていたのかを聞いたところ、





追い出された日にヤケクソになって一人で呑んで

ハシゴして泥酔してしまい、帰るところも無かったため

フラフラしているうちにゴミ置き場からあの箱を見つけて

寝床にしたとかしないとか…



所々傷があったのは酔っ払ったせいで
人と絡んだ記憶があるとかないとか…





…正直なところは、覚えていないらしい。





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ちなみに普段からの癖で財布とは別にある程度の
お金はポケットに入れる習慣から
呑んだ時はそのお金で飲み回していたらしいが

咄嗟に無理やり追い出されたため、


財布や携帯、その他の荷物は全部
まだその女の人の家に置きっぱなしだった為
そのせいでどうにも出来ず路頭に迷うハメになり…


まぁ、過程はどうであれそれが巡り巡って

私の元へ来て今に至るわけでありまして…



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そしてここだけの話、




家に来た次の日に仕事から帰ったら
タクヤの頬っぺが赤く腫れていたのでどうしたのかと聞くと

仕事に行っている間にその女の人の家に荷物を
取りに行ったところ

相手はてっきり帰って来てくれたのだと思って
舞い上がってタクヤに抱きついたらしく

それをタクヤが思いっきり振り払い、
『触んじゃねぇブス』と言ったところ

平手打ちをくらい、怒鳴られながら荷物と一緒に
放り出されたらしいです…


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どっちも気の毒と単純に思ってしまった…

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