12. ページ12
。
元々あまり知られるのも嫌だとお互いが言って
社内では付き合っていることは言っていなかった
2年も付き合って気づかれることもなかった
だから、その点は別れても知られる事はなくて
広まらない事が唯一の救いだった。
ただでさえ同じ部で気まずいのに。
.
海『…次は考えてないの?』
『へ?…次?』
海『新しい男』
『ハハッ、別れたの一週間前だよ?(笑)ないない』
海『そ?…案外近くにいるかもよ?』
『え〜、だったら早く現れて忘れされてほしいな〜(笑)』
海『…あのさ、』
『ん?』
海『あ〜…いや、なんでもない』
『なにそれ(笑)気持ち悪いじゃん、言ってよ』
海『うーん…今度言うよ』
『ふぅん……あ、』
海『ん?どした?』
『うん…いや、それで思い出した。昨日の』
海『昨日?何かあったの?』
『うん…なんとも言えない不思議なことが…』
海『不思議?え、なに気になる(笑)』
『いや、うん…やっぱ今度言うよ』
海『んだよ、その焦らし』
『べつに焦らしてないよ(笑)そんな大したことじゃない』
海『ふぅん、まぁいいけどさ。』
『私よりも、小笠原の方がありそうだけど?』
海『は?、なんでだよ(笑)』
『また別の部の女の子に言い寄られてるって聞いたけど(笑)?』
海『どこの情報だよ…女は噂が好きだな』
『で??小笠原もそろそろ彼女の影ぐらいあるでしょ?』
海『はぁ…ねぇよ。俺は女の子は好きだけど付き合うのはちゃんと好きな女って決めてんの』
『え、似合わない』
海『うるせ(笑)意外に俺は一途なんだよ』
『ふぅん、じゃぁそういう人いるの?』
海『…さぁ?どうだろ』
『あ、今間があった(笑)いるんだ!』
海『うるせぇな、勝手だろ〜?』
『教えてよ〜、私とあなたのなかじゃん』
海『いーやーだ。お、そろそろ戻らないと。』
『あ、ちょ、待って!私も、』
.
先に食器を片付けスタスタと行ってしまう彼に続こうと
急いで私も自分の食器を片付けてオフィスに戻る。
.
モテるのにもったいないなぁ…
891人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ららか7(プロフ) - 更新楽しみに待ってますっ。 (2017年3月8日 21時) (レス) id: 427e8f66fd (このIDを非表示/違反報告)
こすも(プロフ) - 更新まってます!! (2017年3月3日 17時) (レス) id: 313d33003e (このIDを非表示/違反報告)
ど新規8号車 - タクヤくん、可愛い( 〃▽〃)更新頑張ってください!応援してます!!! (2017年2月20日 20時) (レス) id: bfeefa33f5 (このIDを非表示/違反報告)
SAKISAn☆(プロフ) - めっちゃ面白いです!更新がんばってください!! (2016年12月22日 16時) (レス) id: d6a15ba5b0 (このIDを非表示/違反報告)
平安京@アイコンはのっきーより。(プロフ) - オリジナルフラグを外しましょうね(*^▽^*) (2016年12月17日 13時) (レス) id: 2c9f73144a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:natsume。 | 作成日時:2016年12月12日 11時