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【花宮真】--オマエヲ-- ページ9

縲城様リク
==花宮side==


お前の笑顔を誰にも見せたくないと思った。
全ては俺のモノだから。
....もう離しはしない。
クモの巣に掛かった憐れな蝶....



あの日の部活終わり、俺はアイツを呼び出した。
目的....んなもん決まってんだろ?
手に入れる為だ。

何の躊躇いもなく笑顔で近寄ってくるA。
もうすぐでAが手に入ると思うと俺の身体は喜びで震えた。

アイツにとって俺は、仲のいい男友達でしかない。アイツの好きな奴は他にいる。
........だから容易いんだ。




暗くなり始めた空。
今日は部活を早く切り上げ、適当な理由をつけて部員をさっさと帰らせた。
だから今、この場には俺とAの2人きり。



「どうしたの、花宮」



怪しく部屋を照らす蛍光灯。
チカチカと点滅している。


「許せねぇんだよ....」

「え?ごめん、聞こえなかった。もう一度言ってくれる?」


俺はAをゆっくりと壁に押し付けた。

「花宮?」

「他の奴らの目にお前の姿が映ってると思うとさ、虫酸が走るんだよ」

「何....言ってるの」



困惑するAを前に俺は言葉を紡ぐ。



「で、俺考えたんだよ。なら....お前の姿をあいつらに見せなきゃいいってな」


当たり前の事だ。



「ちょっ!花宮!....うっ..」


俺はAの首に手を添え、そこから力を込め始めた。
笑顔が苦しみに歪み始める。


「おね....が..い...やめて…ッ」


苦しみに喘ぐA。
声も掠れ、肌は血色を失っていく。
俺にはそれが綺麗に見えた。


「なぁ、A。俺が大切にしてやるから…」


その時Aの腕が力なく垂れた。




「ハハッ!オマエノスベテハ、オレノモンダ....」


ーオマエヲ殺シテ、オレノ心ハ満タサレルー



☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..

縲城様、リクエスト有難うございます!
大変遅れて申し訳ありません!
ヤンデレ花宮....頭を振り絞った結果がこれです。
気に入らなかったらすみません!(>_<)

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ルル - 花宮かわいいいいいいいいいいε=ε=(ノ≧∇≦)ノ (2017年2月20日 1時) (レス) id: 84ccd8ab84 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - メイミさん» 有難うございます!続編の方で書かせていただきますね! (2014年9月1日 18時) (レス) id: d13c5b8c4a (このIDを非表示/違反報告)
メイミ - いいです!構いません!ずっと待っております!!更新がんばデス!! (2014年9月1日 8時) (レス) id: 6f781f7990 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - メイミさん» リクエスト有難うございます!了解です!でも遅くなってしまうかもしれないんですが、大丈夫ですか? (2014年8月31日 16時) (レス) id: d13c5b8c4a (このIDを非表示/違反報告)
メイミ - 原くん可愛い!!嫉妬とか可愛すぎる!!リクいいですか?原くん、古橋くをお願いします!どちらも甘系でお願いします! (2014年8月30日 23時) (レス) id: 6f781f7990 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2014年3月31日 18時

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